孫は私が大切に育てる

ミオの住所変更などの手続きのために数年ぶりに会ったリコの元夫隆文さん。そこで聞かされたのは、私がリコから聞いていた話しとは真逆でした。浮気をしたのも離婚を切り出したのもリコの方で、もらっていないと言っていた養育費も隆文さんはちゃんと支払っていました。リコを信じたい気持ちはありましたが、リコが嘘をついていたことを認めざるを得ませんでした。リコがいなくなった今、実の父親である隆文さんにミオをどうしたいか尋ねながらも、私は隆文さんがミオを引き取りたいと言ったらどうしようと不安でした。
隆文さんは少し考えた後、「すみません、僕はすでに再婚していて、子どももいるんです」と口を開き、「ミオにとっても、父親とはいえ、全く知らない環境で過ごすのがいいとは思えません」と続けました。その言葉を聞いて、私は内心とてもホッとしました。

さらに、隆文さんは「それに、申し訳ないですが、ほとんど顔も見ていないミオを自分の子どもだとは正直思えません」と申し訳なさそうに言いました。私は正直に話してくれたことに感謝を伝え、「もともと、私が育てる覚悟はあるの。でも、父親が生きているのに一人で決めていい話ではないでしょ?法的な問題もあるし」と今回隆文さんに連絡をした目的と私の意思を伝えました。

「必要なことには、もちろん協力します」と力強く言ってくれた隆文さんに「ありがとう。そして、娘が迷惑をかけてごめんなさいね」と感謝と謝罪の気持ちを伝えた私は、

「ミオに会いたいと思いますか?」と聞きました。すると、「会わない方がいいと思います」と言い、「中途半端な期待はさせたくない。母親がいなくなった状況で彼女が初めて会う父親には、別の家庭があって自分以外の子どもがいて・・というのは、いいものではないと思うので」と理由を話してくれた隆文さん。

「隆文さんのお考えはわかりました。ミオは、私がそのまま育てます」と言うと、隆文さんは「僕が言っていいのかわかりませんが、それが一番いいと思います。ミオのこと、よろしくいお願いします」と言って頭を下げてくれました。私は「精一杯、大切にするわ」と返しながら、改めて気を引き締めました。隆文さんのおかげで法的な問題もクリアできる。ミオは私が全力で育てます。
リコさんに裏切られ離婚するしかなく、会いたくてもミオちゃんに会わせてもらえなかった隆文さん。父親として何もさせてもらえなかった隆文さんですが、ミオちゃんにとってどうするのが一番いいのかを考えて答えを出してくれましたね。
※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

責任感だけで養育費を振り込み続けてるってこと?
すごいな。なかなかできることじゃない。
もっと早く元嫁母と話が出来ていたら、と思っちゃうね。
娘がとことんクズだな。