[13]男の子を産めない嫁は失敗|義母逆ギレ「孫の顔見に来ただけ」強引な自分は棚に上げ言いたい放題

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前回のお話

小学生の長女カノンちゃん、次女ココネちゃん姉妹を育てるトモコさんは、ある日カノンちゃんに「私が男の子だったらもっと嬉しかった?」と聞かれて驚きます。以前義母に「男の子だったらもっと嬉しかった」と言われ、それ以来「ごめんなさい」と思っていたと聞き、義母に怒りを覚えました。自分の言うことを聞くのが当たり前という考えの義母は、ユウタさんとトモコさんの結婚式についても自分の意見をゴリ押し。結局、式は二人で決めた場所で、披露宴はユウタさんの地元で行うことになりました。ユウタさんに「結婚式が終わったら実家とは関わらない」と言われ心を静めたものの将来が不安なトモコさん。それから1年後、突然電話をかけてきた義母に「まだ子どもできないの?」と言われて絶句。言いたい放題の義母に我慢できず電話を切ったトモコさんに、慌てて帰って来たユウタさんが謝りました。その後、トモコさんはカノンちゃんを出産。義母にはユウタさんが電話で伝えたと聞きホッとしているも、突然押しかけてきた義母にビックリ!「残念。次は男の子よ~」と言い出す義母に辟易していると、お披露目するからと帰省を要求し、「今令和ですけど?」とドン引きするトモコさんに、「時代じゃなくてうちの話をしてる」と義母が開き直りました。

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「こういう義母はマンガだけかと思ってた」しっかり実在

長女カノンを出産すると、夫は義母に電話で連絡。でも翌日、突然病院に義母がやって来てビックリ!「赤ちゃんに会いに来たのよ~。女の子で残念。次は男の子よ~」と出産したばかりなのに言い出し、挙句に今年は帰省しろだと!?「今は令和なのに?」と心の中で呟くと、「もしかして『今は令和なのに?』って思ってる?時代じゃなくてうちの話をしてるのよ」と義母が開き直りました。

すると、部屋に入って来た夫も義母がいるのに驚いて、「か・・母さん。来るなんて聞いてないけど?」と言うと、「あら。行ってないもの」とシレっと言う義母。それを聞いて「急に来ても迷惑だろ?」と夫が言うと、

「え?誰に迷惑?孫の顔を見に来ただけでそんなこと言われるの?ここは孫を見に来てくれたんだ!ありがとう、でしょ?」と一歩も引かない義母に、「なんだよそれ。トモコが休めないだろ。帰って」と夫。

すると、「いやよ?あなたの家に泊まるわよ?」と義母が言い出し、「いやだよ?帰りなよ?最終まだあるでしょ?」夫がそう言うと、「どうしてよ?」と納得がいかない様子の義母。「帰るか、ホテルどっちがいい?」夫が二択を迫るなか、私はカノンをあやしていました。

そして、「なによ?迷惑なの?」義母の言葉に、「迷惑だよ!」夫が力いっぱい答えると、「なんなのよ。じゃ、帰りますぅ~」そう言ってスタスタと部屋から出て行く義母。「駅まで送る」と夫が声をかけ2人とも部屋を出て行きました。

バタバタから一気に静かになった病室で、「相変わらずな・・」と呟いた私は、「私、結婚するまでこういう感じの義母って、マンガだけの話かと思ってた」そう思いながら、ゆっくりカノンを抱っこしてあやしました。

連絡もせず突然やって来た義母に「急に来ても迷惑だろ?」と言うユウタさん。そう言われても平然と「孫を見に来てくれたんだ!ありがとう、でしょ?」と開き直る義母に「帰って」と詰め寄るユウタさん。言い合いの末帰ろうとする義母を送って行くと部屋を出て行った二人。やっと静かになった部屋で「こういう義母って、マンガだけの話かと思ってた」と呟きながら、カノンちゃんを抱っこするトモコさん、何でも強引に自分理論で物事を進める義母との未来を思うと、なんだか気が重くなりますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

最新のコメント
  • クミホ より

    よく夫の愚痴を言う人に、そういう夫を選んだのはあなたと、ドヤ顔で言う人いるけど、わかってたら選ばなかったよね。
    でも、この義母がとんでもない人だという事は、結婚前からわかってたのだから今更びっくりしたような事言ってるのは、ちょっと危機意識低過ぎ。
    夫が良い人だから尚更対策を立てた方がいいよ。

  • どっちもどっち より

    漫画の世界だけかと思ってた。
    ってのんきな主人公だな。
    顔合わせの時点でわかってた話。
    それでも結婚したのは主人公。

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