2歳の男の子を育児中のコハダさんさんさんから、里帰り中の実家でダウン症の弟ツナおさんが救急搬送されたときのお話です。
ちー坊くんの寝かしつけをしていたコハダさんさんさんは、居間から突然聞こえてきたツナおさんのうめき声に部屋を飛び出しました。居間へ行くとツナおさんが痙攣しており、じぃじとばぁばが必死にツナおさんの名前を呼んでいました。コハダさんさんさんはすぐに救急車を呼びますが・・・。
里帰り事件簿1~ツナお救急搬送事件編~[第二話]
ツナおさんが突然痙攣して倒れ、すぐに救急車を呼んだコハダさんさんさん。
パニック状態でツナおさんの名前を呼ぶ両親の姿に、自分だけは冷静でいなければと思うものの
苦しそうなツナおさんを目の前にして電話の受け答えがスムーズにできません。
電話口で受ける質問にただシンプルに答えれば良いのに・・・と思いながら、
早くツナおさんを助けて欲しくて、コハダさんさんさんの口からは
「はやく助けて」
「苦しそう」
「震えてる」
そんな言葉ばかりが出てきます。
「ツナお!ツナお!!とーちゃんだ!わかるか!?
いででッ!!ツナお!!」
ツナおさんが舌を出したまま口を噛みしめようとするので、じぃじは必死に口をこじ開けようとしていました。
「横向かせて!お父さん横!横に!!」
そう言いながらオロオロして泣いているばぁば。
のちに、窒息の恐れもあるため痙攣している人の口に指を入れたりしてはいけないと教わったコハダさんさんさん達ですが、
この時は誰も正しい対処法など知らず、震えるツナおさんをただ囲むばかりでした。
幸いすぐに来てくれた救急車。
「こっちの部屋です!!」
救急隊員を案内し、ツナおさんに声をかけます。
「もう大丈夫だよ。救急車きてくれたよ!!」
「わかるか!?」
しかし・・・なんとこの後が大変だったのです。
[3]に続きます。
コハダさんさん
コロナ禍里帰り出産、そして引き続き里帰り先で育児中のコハダさんさんです!
アニメ好きのじぃじ、お茶目なばぁば、ダウン症の優しい弟に囲まれた日常を描いてます。
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救急車がすぐに来てくれたのは本当に助かりましたね。でも、ここからが大変だったとは・・・どうしたのでしょうか?
[ママ広場編集部]