前の話
あれからメールや電話を重ねて、なんとユウキくんと付き合うことになりました。すごい幸せ!
ですが、しばらくして・・・
「ねぇ!!どういうこと!!!どうしてともみがユウキと付き合うことにってるの?」と机を叩く桜子。
「えっ・・・」
「何したの?ユウキは私のことが好きなんだよ?私の方がカワイイし、ともみとユウキ釣り合うはずないじゃん!釣り合うのはともみよりも私だと思う。ユウキにどっちが好きか選んでもらおう。」
大丈夫と思っていても桜子の謎の自信が私を不安にさせました。
私を見下す勝ち組女子[10]人は簡単には変わらない。
「ごめんライブ行けなくなった。」
ユウキくんからのまさかの言葉でした。
テンパる私にユウキくんは「桜子と行くことになったんだ」と言いました。
理由は・・・ユウキくんのお父さんの会社の社長が桜子のお父さんなのだそう。
付き合うのもなかったことにしてほしいと言われ嫌な予感は当たってしまいました。
次の日・・・
「おはよ~ともみ!ほーら。私の言う通りでしょ~ユウキは私を選んだ!目赤いけど大丈夫~?」
とクスクスとあざ笑う桜子。
「ともみが私より幸せになるなんてそんなこと、これからもないから!」
高校を卒業してからもしばらく恋愛する気が起きず。心に深い傷を負いました。
「やっぱり桜子はあの時から全然変わってない。」
20年経ってお互い、いい大人になった、昔のことだからと桜子を受け入れた自分の愚かさに悲しみと腹が立ちました。
続きます
次の話
ママ広場オリジナルマンガ「私を見下す勝ち組女子」は毎日更新します。お楽しみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi