義母は嫌味の天才です[3]田舎と都会の冠婚葬祭

ある時のこと、親戚に不幸があり帰省することになったみほさん。
義母にそのことを伝えると「みほさん、私が嫁いだ頃は身内に何かあっても、何日も家を空けて帰るなんて考えられなかったのよ」と早速嫌味。
みほさんは「すみません、最短の日程なんですけど・・」義母の言葉に申し訳なさそうに答えるも、「ご実家が田舎だものねぇ、都会の冠婚葬祭に比べて色々あるのかしら」とみほさんのと言ってきました。

それを聞いたゆうたさんは「母さん、俺たちだって同じ県内の生まれじゃん。移動が大変なのもしょうがないだろ」と言います。
ですが「あら何を言うの。同じ県内でも、この辺りとみほさんの所とは全然違うわよ」と同じ県内でも全然違う!と譲らない義母。

続けて義母は「ところで、みほさんがいない間のみんなのごはんはどうするの?」とみほさんに聞きます。
「えっ?」義母の言葉に同時に反応するみほさんとゆうたさん。
2人の反応を見て「私が嫁いだ頃は、二度と実家には帰らない覚悟で嫁ぎ先に尽くしたものよ。もしかしてごはんのこと考えてないの?」と嫌味を言う義母。

「ごはんくらい、自分でやるけど・・」とムッとするゆうたさん。
義母は「そう?ご実家も親戚の葬儀でいちいち嫁ぎ先から呼び戻すなんて田舎って図々しいのねぇ」と笑います。
「ええっ・・・」とみほさんが動揺していると、「母さん、さすがに言いすぎだろ」と怒るゆうたさん。

怒ったゆうたさんを見て義母は「最近の子は、すぐに実家に帰れていいなって話をしてるだけよ。ねえ、みほさん」と言い訳をはじめみほさんは「・・・???」開いた口が塞がりませんでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。