みなさんは、インターナショナルスクールにサタデースクール(サダデーコース)というコースがあるのをご存じでしょうか?
平日は通常の保育園や日本の小学校に通っている子どもたちが土曜日に英語のスクールに1日行くコースというとイメージが付きやすいかもしれません。
私の娘は年少の時からこのサタデースクールに通っています。
通わせている理由として
◎英語アレルギーになってほしくなかったから
私が中学生の時に英語アレルギーになり、受験の時にそれはそれは苦戦して、努力する意欲すら湧くことがなかったというのが大きな理由でした。
そしてこの教室になった決め手は先生からの説明で
土曜日のクラスだけだとバイリンガルにはなれません。
海外旅行に行った時には全く困らないレベルにはなれます。
という言葉でした。
私としては
受験英語の勉強も必要で、それ以上求めるなら娘自身が頑張る必要があると思っていたため「海外旅行に行ったときに全く困らないレベル」になるがちょうどよかったのです。
ですのでバイリンガルを目指しているママさんはこの土曜日のコースだけではなく他の方法もプラスする必要があるのかなと感じました。
土曜日のコースは
10時~14時・9時~15時といった形から8時~18時までといった形があり、ランチタイムも挟み1日をオールイングリッシュで過ごします。
カリキュラムや時間はそのスクールによって異なっているのですがプリスクールとキンダーガーデンのコースのタイムスケジュールが掲載されていたローラスインターナショナルスクールを見ると1日の流れがわかるかなと思いましたのでリンクを貼っておきます。
先ほどもお伝えしましたが私の英語レベルはほぼ0に等しいです。
高校生の時に英検準2級を取得しましたが、それは数十年前のはなし。
しかも苦戦して苦戦してもう嫌になり、そして使うことなく十数年。
すっかり忘れてしまっています。
ですので幼少期から英語教育に興味はあるものの、家で何かを行ってきたか・・・と言われると英語のCDを聞かせたりするぐらい。
英語の絵本もありましたが、毎日読み聞かせるなどはしていませんでした。
英語で話しかけることもせず・・自分でも英語の勉強をすることもなく・・・毎日、会社・保育園・家の往復をしていました。
もう、私自身が頑張れない・・・ということで娘をサタデーコースに入れることにしました。
年少児の娘はこんな感じ
・私と離れると泣く
・静か
・自ら友達を誘って遊ぶことはしない
最初は泣いていましたが、カリキュラムがこどもの心を掴むようで、徐々に楽しくなってきたようでした。
ただ基本的にはシャイで話さないと先生から言われており話しても声がすっっっごい小さいと幾度もいわれていました。
これは数年続いています。
ちょっとした変化と言えば
小学生になってからテレビをずーっとみている娘に腹が立ち、音声を英語にしたら見ていいよ!と言うとあっさり英語に変更してずーっとテレビをみているという感じでした。
3年生になった時に、娘が通っている教室でそろそろ英検を受けてみないか?というお誘いがあり初めて、この子のレベルはどんな感じなんだろう・・と思ったのです。
そして英検5級の過去問を解いてみたところ
・読めてしまえば文法は問題ない
・リスニングは1問も間違えない
という結果。
家で何もしなくても英検5級のレベルには達しているのかなという感じでした。
5月末の英検5級合格の結果を見て、10月に4級を受けたいと言った娘。
5級の結果が満点に近かったので、大丈夫かなと思い
4級を受けたところ
文法で数問ミス
長文・リスニングは問題がない
という結果でした。
英検3級はさすがに娘には難しいと感じていたので、ここからは勉強をして4年生になってから挑戦でいいかな~と軽い気持ちでいたところ受けてみたいという娘。
それを聞いた時は
えー!!3級は勉強しないと難しいよ!勉強してからにしようよ!
と親の私が弱気な感じでした。
それでも挑戦だけはしたいという娘。
落ちることもいい経験かなと思い、今回は過去問とプラステキストを買って進めることにしました。
基本的には娘自身がひとりテキストの問題を解いていました。
ただ、説明の中で日本語の意味がわからないものは私が捕捉しました。
この時もリスニングについては過去問を解くのみでした。過去問を解く限り合格圏内にいる感じはしましたが本番は何が起こるかわかりません。
結果・・・合格に至りました。
2次試験も市販の過去問を購入し練習。
特に問題はないかな~といった感じで、緊張はしたものの、問題なく回答ができたとのことで合格となりました。
サタデースクールに通わせて思ったこととしては
メリットとしては
・英検を受ける時に必要なリスニングのレベルには耳が育っている
・土曜日コースだけでも3年生の時点で英検対策をすれば3級は合格ができそう
・英検3級の2次試験は、試験の流れの練習はしなければいけないが問題はなさそう
それから土曜日に子どもが長時間いないため、家のこと(掃除・洗濯など)ができてほっと一息できる時間があったことは思わぬ副産物となりました。
デメリットとしては
・土曜日の1日が潰れるため家族で完全なオフは日曜日のみとなる
・土曜日に他の習い事を入れにくい
・金額が他の習い事より高め
という感じです。
中学受験をする場合は英検準2級を持っていた方がよく、土曜日も塾で1日が終了する形に変化するため、幼少期から英検対策を行い3年生までに準2級、4年生から塾へ行くというパターンが多いかなと思います。
プリスクール出身者やおうち英語をされているお子さんや元気いっぱいでコミュニケーション能力が高いお子さんはもっともっと上のレベルまで行けると思います。
また、いろいろなインターナショナルスクールのホームページをみているとプリスクール卒園時に英検3級・小2で英検2級と謳われているところが多いかなと思いました。
あくまでも、うちの子のように
シャイで声も小さく基本的に日常は9割日本語という生活をしている子がこのレベルくらいまで上がるのかなというイメージかなと思います。
私が英語ができて、家でもしっかりやっていたらもっと伸びたのかもしれない・・・とも思います。
また、インターナショナルスクールにはアフタースクールのコースもあり小学校から帰ってきてから週に数回通うというタイプのコースもありますし、最近ではすべて英語の学童保育もあります。
近くに無いという場合は通信でもありました。
通信タイプのものは英検クラスも設置されている
英語を使ってプログラミング・スポーツ・音楽やアートなどいろいろなカリキュラムもあるためとても魅力的だなと思いました。
娘の同級生のママさんと話しをしていると
小学生から英語を習い小学3年生で5級・6年生までに3級を目標にしているというご家庭も多くあり、多くのご家庭で英語に対する興味が深くなっているんだな~と思いました。