[16]育休夫のお手伝い育児|実の母親まで夫の肩を持つ。妻のモヤモヤは誰にも理解してもらえない

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前回のお話

出産予定日間近、突然「育休を取る」と宣言した夫哲太さん。先輩夫婦から育休の良さを聞いていたあかりさんは、驚きつつも心強く感じていました。長男ヒカルくんが誕生すると、哲太さんは沐浴やオムツ替えに積極的に取り組み、周囲からも「今のお嫁さんは恵まれている」と言われます。しかし、ミルクの準備やイレギュラーな対応はあかりさん任せ。ゴミ出しや買い出しも中途半端で、あかりさんの負担は減りません。お宮参りでも哲太さんは育児をテキパキこなし、義母や両親から絶賛されますが、面倒な部分を避けているのに自分ばかり褒められることに、あかりさんは納得できません。あかりさんが家事もきちんとやってほしいと伝えると、哲太さんは洗い物や洗濯をするものの、雑な仕上がり。さらに、SNSには自分が家事育児を頑張っているかのような投稿をしていました。注意された哲太さんは「初めてで頑張っている」と反発。「母親と父親は違う」と主張する哲太さんに、あかりさんも初めての育児に奮闘していると訴えますが、2人の溝は深まるばかり。そんなある日、哲太さんが「趣味の時間もとりたい」と言って友人と釣りに出かけてしまいます。あかりさんは文句を堪えて哲太さんを送り出し、ワンオペ育児を開始しますが、全部自分のペースで好きなように動ける自由に感動。哲太さんがいない方がうまくいくのではないかと考えてしまうのでした。

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もしかして夫がいない方がうまくいく?

育休を取っているのは私も同じなのに、「自分の時間が欲しいから、釣りに行ってもいい?」と言ってきた哲太。育休って自分の時間を過ごすためのものじゃないし、私は妊娠後期からほとんど自分の都合で出かけたことなんてありません。それなのに、どうしてそんなことが言えるのでしょうか。もしかして、哲太がいないほうがうまくいくのかもしれません。

考え込んでいると、突然スマホが鳴りました。画面には「お母さん」の文字が。私はハッと我に返り「もしもし、お母さん?」と電話に出ました。

「あかり元気?ヒカルちゃんは大きくなったかしら」母の問いかけに、「元気だよ、今おっぱい飲んで寝てる。また写真撮って送るね」と穏やかに返します。

母は「ありがとう楽しみだわ・・・今日は哲太さんは?」と聞いてきました。私は「うれしそうに趣味の釣りに出かけたよ」と、少し口を尖らせて答えます。それを聞いた母は、「そう、育休取ってくれて頑張ってるんだから、息抜きぐらい快くさせてあげなさい」と耳を疑うようなことを言ってきました。

育休を取って頑張っているのは私も同じなのに、どうして母は哲太ばかりに気を遣うんだろう。「私には息抜きの時間なんてないのに?でも哲太がいない方が楽かも、中途半端な育児や家事されるとかえってこっちがストレスで・・・」溜まりに溜まった愚痴をこぼすと、母は「贅沢言わないの、せっかく頑張ってくれているのに感謝しないと」と私を叱りました。

「父親は育児や家事にちょっと参加するだけで感謝されるんだね」嫌味を込めてそう返すと、母は「そういう言い方しないの」と言ってきました。義父母が哲太の味方になるのはまだ諦めがつきます。でも、実の母まで哲太の味方をするのは、やっぱりつらい。時代が違うから、私の気持ちを分かってもらえないのも仕方のないことなのでしょうか。

実の母親まで哲太さんの味方についてしまうのは、つらいですよね。周りの誰にも自分のつらさを分かってもらえない状況では、心細くなってしまうのも無理はありませんね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:そうはは。

最新のコメント
  • MM より

    どうせ写真撮るんなら、良い所だけじゃなくダメな所も撮ってグループにあげなよw

  • おかん より

    とりあえず全ご家庭、旦那は強制的に一週間子供とマンツーマンで過ごすべきじゃない?
    その間奥さんは療養所でゆっくりだらだら英気養ってもらってさ。どんだけ大変かを身を盛って体感してからだよねえ。

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