前回の話
レンに一番大事にされているのは自分だと思っているミカですが、レンは女友達を優先しミカを一人で帰らせます。落ち込んでいたミカはレンの友達のアツシに「レンといて悲しくならない?」と聞かれますが、いつも優しくしてくれるレンのことを思い出し「ならないですよ?すごい優しいですし」と答えます。
献身女子とハリボテ王子[8-2]失礼なことを聞く彼の友達
アツシさんは「ははっ」と鼻で笑い「みんなに、でしょ??優しいのは」と私の言葉を訂正。「どうしてそんなこと言うんですか?私のことは一番って言ってくれてます!」そう言い返すと「一番ねぇ・・・」とまた含みのある返し。
「なんですか?私たちのこと知らないくせに、そんなこと言わないでください!」アツシさんのトゲのある言葉に我慢できず私はその場を立ち去りました。
私はアツシさんの言葉を吹き飛ばすようにそのまま走って駅に向かいました。
「レン・・・」また連絡すると言っていたけれど・・・その日、彼から連絡がくることはありませんでした。
ママ広場マンガ「献身女子とハリボテ王子」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。