「卒業して就職したら一緒に住もう。」嬉しすぎて気付かなかった彼の意味深な笑み。献身女子とハリボテ王子[10-2]|ママ広場マンガ

前回の話
インカレサークルで出会った他大学のレンと曖昧な関係を続けるうちに就職先が決まり卒業を控えるミカ。ある日、レンから留年が決まり卒業ができないと打ち明けられ、「ミカを幸せにする自信がない。オレじゃない方がいい」と言われ悲しくなります。

献身女子とハリボテ王子[10-2]彼からの提案に喜ぶ私


「どうしてそんなこと言うの?イヤだよ・・・?」離れたくないと言った私に、彼は思いもよらない提案をしました。「オレが大学卒業して、就職したら一緒に住めるかな?」

「一緒にいてくれるの??」嬉しくて思わず立ち上がった私。「うん・・・そうなるといいな・・・。オレ、ちゃんとしてからミカと付き合いたい。・・・それでもいい??」彼は静かに言いました。

これまで長い間「好き」という言葉はくれるものの「付き合えない」と言っていた彼からのこの言葉に、私は嬉しくて嬉しくて涙が出ました。「うん!うん!嬉しい!一緒にいるだけで幸せだから!」レンと別れなくていい・・・一緒にいられるという事だけで、私は十分安心することができたのでした。私は彼が卒業して就職するのを待つことにしました。

----------------
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事