左利きなだけで「非常識な親に育てられた可哀想な子」と言う先生。イジメに負けなかった小2の私[4]|まるの育児絵日記

前回の話
これはまるさんが小学2年生だった数十年前のお話です。まるさんが先生の間違いを指摘した日を境に理不尽な言動をするようになった先生は、左利きのまるさんに「みっともない」と言って右手で書くよう強要し、上手く書けず涙が溢れるまるさんに「みんなができることができないまるさんが悪いんですよ」と言って責めました。

私をいじめたのはまさかの担任でした。[4]



先生から「できないまるさんが悪い」と言われ傷つくまるさん。

さらに先生は「『普通の親』は子どもが将来困らないよう小さいうちから右利きに矯正させるんです。それをしてもらえなかったまるさんは』

「非常識な親に育てられた可哀想な子どもです」と、まるさんの親まで悪く言い始めました。

「親のことまで・・・!!」これにはさすがにまるさんも反感を覚え、先生をキッと睨みました。

これ以上先生に親のことを悪く言われたくなかったまるさんは、「お母さんもお父さんも悪くないもん・・・っ!」と不慣れな右手で頑張って鉛筆を持ちました。しかし・・・

「早く書かないと・・・黒板消される・・・」右手で文字を書くことでいっぱいいっぱいになり、授業が頭に入りません。

そして、まるさんが最も納得がいかなかったのは、左利きはまるさんを含めクラスに3人いたにもかかわらず、まるさんだけが右手が書くことを強制されたことでした。

理不尽な先生の対応に納得がいかなかったまるさんですが、「なんで私だけ?」と先生に言えば他の2人も右手で書かされてしまうと思い言えませんでした。

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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
先生が本当に「左利きはみっともない」という理由でまるさんに右手で書くことを強要していたのなら、他の2人が何も言われないのは筋が通りませんね。

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