イジメに負けなかった小2の私[37]


いつもまるさんを悪く言ってばかりの先生ですが、懇談会ではお母さんの前でまるさんを褒めだしました。

先生はひととおりまるさんを褒めると、「ただー・・・」と切り出しました。

先生は「クラスでもワガママな面が目立っています。まるさんが私に反抗することで周りのお友達もつられてしまう場面も多々あります」と、先ほどとは打って変わってまるさんの問題点を話し始めました。

「そして、宿題をしてこない日もあります」と先生に言われ、気まずくて目を逸らすまるさん。

そして先生は「女の子で宿題してこないのまるさんだけなんです。男の子には何人かいるんですけど」と言った後、「女の子なのに宿題をしないのはまるさんだけです」と同じことを二回言いました。

まるさんが宿題をやっていないと聞いて、お母さんは「宿題についてはすみませんでした」とすぐに謝りましたが、「ですがー・・・」と言葉を続けます。

「『女の子なのに』ってなんですか?そこは男女関係ないのでは?男の子は宿題しなくても仕方ないけど女の子はアカンっていう風に聞こえて」と、お母さんは先生が性別で物事を判断している点を指摘。

そして「それ、意味わからんのですけど」とズバッと言ったのです。まさかこんな切り返しをされるとは思っていなかった先生は唖然。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
さすがお母さん!先生のおかしな偏見をズバッと指摘しましたね!