私をいじめたのはまさかの担任でした。[19]


体調が悪くてお休みしていたまるさん、お母さんに「牛乳はなし、おかずは少なめに」と連絡帳に書いてもらったにもかかわらず、「仕方ないからおかずは減らしてあげます。けど牛乳は飲みなさい!!」と言われ愕然。

「またお腹壊したらイヤだから飲みたくない」と思ったまるさんは、「でも、飲まないって言ったら、また『過保護』って言われる」と考え込んでしまいました。

すると、まるさんの隣に静かにやって来たタケシくんが、「オレ、飲んでやるから」と耳打ちしました。

そして、「わかりました。飲みます・・」と返事をしたまるさんは、「ありがとうタケシ・・」と心の中で呟きました。

「ありがと!」「おー!今日誰も休んでねーから、牛乳のめねーと思ってたからラッキー!」と話すタケシくんのおかげで、なんとかこの日、まるさんのお腹の治安は保たれたのでした。

そして休み時間になると、「ねぇ、給食のルールおかしくない?」と友達が言い、「うん」まるさんも答えました。

そして、「隣のクラスの子に聞いたら、牛乳の残りはじゃんけんだけど、おかずは残らないように、最初から全員で分けるって言ってたよ?」友達が衝撃的な事実を伝えてくれたのでした。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
またしてもタケシくんに助けてもらいましたね!先生の勝手ルール、そろそろボロが出始めるのでしょうか。