前回の話
母方の家に代々引き継がれている市松人形の「いちまさん」。マキさんにとっては、子どもの頃からちょっぴり怖い存在でした。下の子ソウスケくんが生まれて、無事にお披露目会を終えたその日、いちまさんが床の間から無くなっていました。マキさんの親友ミチコさんの娘エリコちゃんが、お披露目会に来ていた同級生キラくんのママがいちまさんをカバンに入れるのを見たと言いますが、証拠がありません。
うちの市松人形が見てる[8-2]犯人は同級生ママ?
「エリコ!本当なの?」と驚くミチコに「・・・うん。でもその時言えなくてごめんなさい。」とシュンとして答えるエリちゃん。
「声かけなくて正解だよ。エリちゃんに何かあっても困るし」と私は言いました。
ミチコは「どうする?山本さんち行ってみる?」と言いましたが、私「うーん・・・でも証拠も無いしね」といいました。
ユカはとても心配そうです。
「しばらくほっとこう。多分・・・大丈夫だと思う。」と私は不思議な確信をもって言いました。
マキさんの中で色々と思ったことがあるのかもしれませんね。
ママ広場オリジナルマンガ「うちの市松人形が見てる」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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