床の間から忽然と消えた市松人形。うちの市松人形が見てる[7-2]|ママ広場マンガ

前回の話
母方の家に代々引き継がれている市松人形の「いちまさん」。マキさんにとっては、子どもの頃からちょっぴり怖い存在でした。第二子のソウスケくんのお披露目会では親たちはリビングで談笑し、床の間で子ども達が遊んでいましたが、床の間から何かが倒れる音が。急いで行くといちまさんが倒れていました。どうやらキラくんがお手玉を投げて倒してしまったそう。マキさんは口では大丈夫と言いながらもいちまさんが怒っているのではないかと不安に思っていました。

うちの市松人形が見てる[7-2]高価な市松人形


急いでいちまさんの髪をとかす様子を見て、「いちまさんになにかあると大変だもんねぇ。」とミチコが言いました。
「なにか歴史があるお人形なんですか?ステキですねー」と渡辺さん。一方キラくんのママである山本さんは、歴史があると聞き「なに?これ高い人形なの?」と興味津々です。

「いやいや、母方の祖母から受け継いだ古いだけの人形ですよ~」と答える私には見向きもせず山本さんはスマホをいじりながら「・・・ふーん」と一言。

お披露目会終了後、事件は起きました。
「ごめんね。片付け手伝ってもらっちゃって。」「お疲れー、大変だったねぇ。」と後片付けをてつだってくれたミチコと話していると、「ママー!大変!!」とまたユカが大声を出します。

「いちまちゃんが・・・いちまちゃんがいないの!!」
「ええ!?」

床の間にいたはずのお人形がいなくなってしまったらとても驚くとともに、ちょっぴりホラーを感じますね。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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