[2]「今日は一緒に観に行こう」憔悴し切った私を連れ出す夫。家族で見上げる星空に溢れる笑顔。星を観に行きませんか。

前回のお話

長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟のママである和栗ぐりさんから、星にまつわるお話[2]です。
ある日突然、長女みーちゃんと星を観に行くようになったご主人、あれ?星好きだったっけ?と思う和栗ぐりさんなのでした・・。

星を観に行きませんか。[2]




そしてまたある日のこと、

そろそろ寝る時間なのですが、なかなか寝てくれないみーちゃんとはーくん・・

「わ゛ああ゛ぁぁぁ・・!!」

「ホニャア・・ホニャア・・」

泣き叫ぶ二人を前で、何もできずにしゃがみ込んでいると、パパが帰ってきました。

「・・・」

一瞬でいろいろ察したようで・・

「パパぁ」

と駆け寄るみーちゃんを抱っこしながら、私に言いました。

「今日は一緒に観に行こうよ」

いつもはみーちゃんとパパの2人だけれど、今日は家族4人で星を観に行くことに。

準備して出かけた星空の下、見上げるとそこには

「わぁ・・・」

思わず言葉を失うほど、たくさんの星が!!

「ほし!」

とみーちゃんがうれしそうに言う隣で

「ほら、めっちゃキレイやねんで。」

とニッコリ笑うパパ、そして

みーちゃんとはーくんも、外に出ると気分が変わって笑顔になりました。

「あれも これも みーちゃん こと みてゆ」

ニコニコとパパに話すみーちゃんに

「みーちゃんが、おりこうさんかどうかをお星さまはみてるんだよ。」

「だから、ママを困らせちゃダメだぞ。」

パパは笑顔で伝えたのでした。

そんな話をしているなんて全然知らなかった私は、

「いつも2人は、星をみながら何を話していたのだろう」

そう思っていたのでした。

次のページ:[3完]につづきます。

和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。

【第3回ママ広場コンテスト作品】

----------
家族みんなで見上げる星空は、心まで済んだ気分になりそうです~!みんなで共有できる素敵な時間、大切にしたいですね。
[ママ広場編集部]

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事