両親が健在だったら未来は違っていた

本来ならいい学校に進学できたはずのみずほ先輩を、結婚という形で家に縛ってしまったのではないかという負い目。そして、両親を亡くしたみずほ先輩を自分が救ったという自負。隆明は、兄の中にはこれらの相反する気持ちがあったのではないかと話しました。
それを聞いた兄は、少し苦笑いを浮かべながら「イヤなこと言うねぇ・・・でも、みずほにプロポーズした時、立ち直れなくなってたみずほを俺が助けてやるんだとは思った、かな?」と胸の内を明かしました。

すると、よっちゃんも頷きながら「でも、それは間違ってないよね?あの時のみずほは見てられなかったし・・・憲一との結婚が決まった時、私にも家族ができるんだってすごく嬉しそうだった」と、兄の言葉を肯定しました。

すると兄は、ふと視線を落とし「でもな、思ったんだ・・・みずほの両親が生きてたら、こうはならなかっただろうなって」とつぶやきます。その言葉に、よっちゃんは首をかしげて「どういう意味?」と聞き返しました。

兄は複雑な表情で続けます。「みずほの両親が健在だったら、みずほはここにはいなかった。多分、みずほは都会の大学に行ってそのまま就職して・・・」

「そこで出会った人と結婚してたんじゃないかな・・・カオリみたいにさ」悲しそうな表情で、ぽつりとつぶやきました。
運動も勉強もできたみずほさんですから、もしご両親が生きていたら、希望の大学へ進学して就職し、今とはまったく違う人生を歩んでいたはずです。そう考えると、不謹慎ではありますが、ご両親を亡くしたことがきっかけで、憲一さんとみずほさんは結ばれたとも言えるのかもしれませんね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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この状況で「助けてやるんだ」なんて、思い出し笑い?でニヤケるこの男、マジでどうかしてるのでは?
10人に聞いたら10人とも許さないと思うけど、でも話の展開的に、許しちゃうんだろうなぁ。
そして10年後、20年後には妻を失うんじゃないか?
せめてそれが、妻が生きている状態での別れであって欲しいと、願うしかないのかな。
クズの正当化など見たくない。