[44]実母が嫁いびり義母になっていた|妻を助けなかった兄を責めることなく、寄り添うような言葉をかけた婚約者

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前回のお話

彼氏の隆明さんと婚約したカオリさんは、報告のために訪れた実家で、実母が義姉みずほさんに嫁いびりをしている事実を目の当たりにします。母親に抗議するも聞く耳を持たず、兄の憲一さんと父親も嫁いびりを見て見ぬふり。カオリさんは嫁いびりをやめさせるため、従姉のよっちゃんと隆明さんに協力を仰ぎ、とある作戦を立てます。その作戦とは、カオリさんの嫁ぎ先である隆明さんの実家でも、同じように嫁を苦しめる構図が用意されているというもの。その話を聞いた母親は「こんな家に嫁がせるためにカオリを育てたんじゃない!」と結婚に猛反対。しかし、千恵さんに「どの口が言ってるの?」とはっきり言われ、母親は自分がみずほさんに対してひどい事をしているとやっと自覚し、謝罪しました。顔合わせは荒れてしまいましたが、少し落ち着いた頃、全員にネタ晴らし。話し合いの結果、みずほさんは千恵さんの管理するアパートへ移ることになりました。みんなが笑顔になる中、憲一さんだけは浮かない顔をしている様子。よっちゃんがさりげなく聞き出そうとすると、「ずっと片思いしてたみずほと結婚して一生大事にしようと思っていたのに、あんな状態のみずほを放置してたなんて」と涙目になりました。

1話目から読む

ベランダに姿を現したのは本日の主演男優賞!

ずっと片思いしていたみずほ先輩と結婚し、一生大切にすると誓ったはずなのに、母にいびられても庇うことなく、日に日にやつれていく彼女を気にかけることすらしなかった自分をやっとおかしいと自覚した兄の憲一。後悔に押しつぶされ、目に涙を浮かべていると、ふいにベランダのドアが開く音がしました。

ベランダに姿を現したのは、隆明でした。「よっ!本日の主演男優賞」よっちゃんにそうからかわれると、隆明は少し照れたように「よしえさん、やめてくださいよ」と謙遜します。どうやらベランダ越しに2人の話し声が聞こえてきて、気になって様子をのぞきに来たようでした。

隆明は兄の隣に並ぶと、「でも本当に映画なら、まだ幕は降りてませんよね・・・ね?お義兄さん」と、にっこり笑いかけました。兄は隆明の方を見ると、「・・・隆明君、言うねぇ」と少し困ったように答えます。

しかし隆明は、兄を責めるような素振りは一切見せませんでした。それどころか「でも、僕はお義兄さんの気持ち、少し・・・分かる気がします」と、そっと寄り添うような言葉をかけたのです。

その言葉に、よっちゃんは「え?」と驚いたように口を開け、兄もまた少し意外そうな表情を浮かべます。隆明はそんな2人に、「カオリから前に話を聞きました・・・」と、私から聞いたことを話し始めました。

一生大切にすると誓って結婚したはずなのに、みずほさんが母親にいびられても助けなかったのには、憲一さんなりの事情があるみたいですね。しかし、どんな事情があったとしても、嫁いびりによってみずほさんが深く傷ついたのは紛れもない事実。憲一さんはこれから、どんな形でみずほさんに向き合っていくのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • あんこ より

    みずほさんが気持ちの整理をつけるべく兄貴も気持ちをきちんと伝えることと
    別居して同居解消するかを2人で話し合う必要がある。離婚しないならの話だけど。

  • ていく より

    いや、クライマックスはこれからだろ。
    兄の行動如何では、別居、離婚もありえるんだから。
    まずは妻に土下座して、夫婦の住むアパート探してこい。
    話はそれからだ。

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