両親を亡くしたことで、本来描けたはずの未来を断たれた先輩

ベランダ越しによっちゃんと兄の話し声が聞こえてきて、気になって様子をのぞきに来た隆明。隆明は、兄を責めるような素振りは一切見せず、それどころか「僕はお義兄さんの気持ち、少し分かる気がします」と寄り添うような言葉をかけました。
「みずほさんは、勉強や運動もできて人気者だったって・・・でもご両親が亡くなり、進学できなかったと聞きました」隆明は、私から聞いたみずほ先輩の過去をゆっくりと話し始めました。

隆明の話に、よっちゃんはこくりとうなずいて、「うん・・・まさか、おじさんとおばさんが事故に巻き込まれるなんて思ってもなかった」と、悲しげな表情を浮かべます。一方の兄は、隆明の言葉を前に、ただ黙ってうつむいていました。

よっちゃんは当時を思い出すように、「どうしようもないことだけどさ、進学出来ないこと、先生も成績いいのにもったいないって言ってたんだよね」と話しました。みずほ先輩は誰もが認める優等生で、進学するのは当たり前だと思っていました。だけどご両親を亡くしたことで大学への道は閉ざされ、本来描けたはずの未来を断たれてしまったのです。

すると、ずっと言葉を飲み込んでいた兄がようやく口を開きました。「俺自身、将来は農家を継ぐ気でいたし、勉強も何もかも中途半端で・・・」

「何でもこなして、人気者のみずほがまぶしかったんだ」兄はぽつりとつぶやきました。何もかも完璧にできた優等生のみずほ先輩と、一方で何事も中途半端だと感じていた兄。正反対とも言える2人が結婚すると聞いたとき、嬉しさと同時に驚いたのを覚えています。
勉強も運動もできて、両親の事故さえなければ今ごろ華々しい人生を送っていたであろうみずほさん。それに比べて憲一さんは、将来は家業を継ぐことが決まっていたため、勉強も運動も中途半端。たしかに今考えると、この2人がなぜ結ばれたのか不思議ですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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両親が亡くなったら悪いけど保険金が下りるでしょ
それに相手ありきの事故なら保険金が下りて生命保険だってあるはずだし、育英会とかなんとかならんかったんか?祖父母や先生も導いてやれば良かったのに知識不足か?
誰も助けてやらなかったんかい!
なら、尚更妻を大事にせんかったら、愛想尽かされるだろうが。
クズって、わざわざ自分からクズになりにいく言動するよね。
だから一生クズのままなんだ。