実家を出ていた娘だけが知らない過去

当たり前のように嫁いびりをしていた母親にも、妻を庇うどころか無関心な兄にも、娘を取り上げられて追い出されるかもしれないと怯え、放っておいてと言ったみずほ先輩にも驚きとショックで逃げるように帰宅してしまった私。でも放っておけるはずもなく、実家はどうしてしまったのか、従姉のよっちゃんに電話して聞いてみると、高校を卒業してからもずっと地元にいたよっちゃんは何か知っているようで、みずほ先輩とは話をしたのか聞かれました。
話をしようとしても変わり果ててしまったみずほ先輩の様子をよっちゃんに伝えると、どうやら彼女も過去に何度か話をしようと試みたもののうまくいかなかったと言います。「あの子全く弱音を吐かないもん」とよっちゃんもさみしそうに言いました。

そしてよっちゃんは、みずほ先輩のご両親が事故で亡くなった時のことを覚えているかと聞いてきました。もちろんはっきりと覚えています。まだ高校生の時でしたが、あんなに悲しい気持ちになったことはありません。

みずほ先輩は高校3年生の時にご両親を事故で同時に亡くしたのです。そのため、高校卒業までは親戚の家に住み、卒業と同時に一人暮らしを始めました。成績優秀で進学予定だったみずほ先輩でしたが、急遽、進学を諦めて就職することになったのです。

明るくてみんなに優しく、大好きなみずほ先輩が大泣きする姿を見るのは本当にショッキングで辛く、どう声をかけてよいのか分かりませんでした。

当時の気持ちは、よっちゃんも同じだったようです。一人っ子だったみずほ先輩がお父さん、お母さんと泣き叫ぶ顔を思い出すと、今でも涙が出そうになります。

みずほ先輩の実家はもう処分されているので帰る場所が無いのだとよっちゃんは言いました。そのせいなのか、嫁いだ私の実家から追い出されないように何があっても耐え抜いているようなのです。

私の実家で、私の家族がしている事なのに、いったいどうしたらよいのか・・・言いかけると、よっちゃんは「憲一も悪いんだけど、おばちゃんがねぇ。」と切り出しました。わかってます。私も母の嫁いびりの現場を目の当たりにしてしまったのですから。でもよっちゃんが「おばちゃんの気持ちわからんでもないけどさ」と言ったので私は驚きました。嫁いびりしている母の気持ちが?

母に何かあったのかと聞くと、よっちゃんは、自分のお母さんから聞いたという話を話し始めました。

卒業後、実家を出てしばらく帰っていなかった私が知らなかった過去を知ることになりました。
よっちゃんから何か実家の事情を聞けそうで良かったです。両親を同時に亡くしてしまっていたみずほ先輩、本当につらかったでしょうね。いじめられても帰る場所が無くて耐えているなんて辛すぎます。そんな嫁をいじめるカオリさんのお母さんの気持ちがわかるというよっちゃんの発言は気になりますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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何があったんやろか?
めっちゃ気になる。
自分もやられたから今度は自分がイビル番になったのかな?
自分がこれだけ辛い思いしたのだから嫁も同じように苦しめたいのかな?
心が狭いね。
私も散々やられたけど他所のお嬢さんにそんな辛い思いして欲しくない。