母もかつて酷い嫁いびりを受けていた

母の嫁いびりで義姉であるみずほ先輩が辛い思いをしていることを従姉のよっちゃんに相談すると、よっちゃんはみずほ先輩を心配しつつも、母の気持ちもわからなくもないと言うので驚きました。よっちゃんは、自分の母親から聞いたという私の実家の過去のことを話し始めました。
私の母は村の生まれではなく、父が街に野菜を卸しに行った際に知り合い、惹かれあった2人は結婚。当然のように父の実家で同居することになりました。「これから色々頑張らなきゃ・・」と結婚生活への期待に胸を膨らませ義実家に嫁いだ母でしたが・・。

母の新生活への期待はすぐに打ち砕かれることに・・。街育ちで農家の仕事をしたことのなかった母は「街から来た娘は家事も仕事も満足にできんのか!?」と毎日祖母に怒られ、朝から晩まで働かされて家での扱いは家政婦同然だったようです。

そして、しばらくして兄の憲一が生まれましたが、男の子だったため祖母が跡取りとして兄を育て始め、母が一緒にいられるのは授乳の時間くらいでほとんど子育てをさせてもらえなかったそうです。

数年後に私が生まれましたが、祖母は女の子の私に興味を持つことはなく・・母は私を背負って家事や畑仕事をこなしていたそうです。そんな状況でも父は何も言ってくれず、母は一人で耐えていたようです。

よっちゃんの話しを聞いた私は、子どもの頃のことを思い返しました。そういえば、祖母はいつも兄には優しいのに「女はこっちで手伝いだから来なさい」と私には厳しくてあまり好きじゃなかったことを思い出しました。でも、母と祖母が揉めているところは見たことがなかったので、母がそんな辛い思いをしていたなんて全く気付いていませんでした。
かつて自分が嫁の立場だったときに姑から酷い嫁いびりを受けていたというお母さん。カオリさんが全く気付いていなかったということは、お母さんはカオリさんの前では辛さを見せないように必死に明るく振る舞っていたのかもしれませんね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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