[18]年下義母ができました|義父が愛した女性は複数の偽名を使い罪を重ねていた事実が露呈

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前回のお話

ナツさんの義父、夫カナメさんの父親と突然結婚したという29歳のカズハさん。お腹には義父の子どもがいると言っていたにもかかわらず、突然いなくなって大騒ぎ!残されていたのは義父のサインのみの婚姻届と残高のない通帳のみ。騙されていることを受け入れず「カズちゃんを信じる」と言い張った義父は、カズハさんから届いた手紙を見てお腹の子が自分の子ではないと知り撃沈。「家族に迷惑をかけたくないから出て行く」というカズハさんの言い訳を信じる義父を心配するナツさんが、「これで終わったかと思いきや、まだ続きがあって・・」と話出したのは、ある日義父の自宅にやって来たスーツにサングラスの男性が、「こちらに『コバヤシノリコ』さんはいますか?」とたずねたのでした。

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ホストに入れあげて借金まみれ。本当の姿を知らされた義父

ある日突然姿を消したカズハさんは義父の退職金と亡くなった義母が残したお金を使い込み、サインのない婚姻届と残高のない通帳だけを残し突然いなくなってしまいました。そんなカズハさんを「信じる」と言い張る義父にカズハさんから手紙が届き、「お腹の子はたっくんの子ではありません。ご家族に迷惑をかけたくないから、家を出てこの子と暮らします」と書かれたのを見ても、まだ信じようとする義父に、ナツさんの友達が同情していると、「まだ終わらなくって・・」とナツさんが言いました。

ある日、スーツにサングラスの男性が義父の自宅に現れ、「こちらに『コバヤシノリコ』さんはいますか?」とたずねられて驚く義父。そんな名前、聞いたこともありません。

「い、いや・・そんな人知りませんけど・・」と答えると、「『ミヤビ』という方は?」とまた違う名前が。思い当たらない義父が「いや・・」と返事をすると、「ここにいるって情報は掴んでいるんですけどね・・」「隠してるんじゃないでしょうね?」2人の男性が凄みながら言いました。

そう言われて、「なんだあんたら!いきなり訪ねてきて失礼だな。いないと言ってるだろ!」義父が怒ってそう言うと、男性がスッとスマホを差し出して「この人です。知ってますよね?」と見せられた写真の女性は、もちろんよく知っている女性でした。

「!・・カズちゃ・・ん」と言葉を失う義父に、「あぁ、違う名前だから分からなかったんですね・・今いますか?」男性にそう言われ、「い、いや・・もうこの家にはいません・・。あの、カズちゃんは何かしたんですか?」義父が恐る恐るたずねると、

「この女は、ホストに入れあげて借金して・・お金払わずに逃げてるんですよ」サングラスの男性がそう言うと、みるみる義父の顔が青ざめるのを見て、「・・あんたも騙されたクチか・・」と呟くと、

「え・・」呆然とする義父に、「はぁー・・これで4人目ですよ」と呆れたように呟かれた義父。すると「あんた・・お金いくら取られた?」もう一人の男性に聞かれて、「え・・取られてなんか・・」と答えると、

「だいたい、妊娠したって言い寄られて、退職金全部持ってかれたんじゃないの?」カズハさんの行いをズバリ言い当てられ、「ど・・どうしてそれを」と焦る義父に、「それが彼女の手口だからだよ」「あんた騙されてたんだよ。あの女に」キッパリとそう言い切る男性2人に、「カズちゃんは・・そんな人じゃ・・」反論しようとしても、カズハさんをどんどん信じられなくなりました。

突然やって来た怖そうな男性二人に「『コバヤシノリコ』さんは?ミヤビという方は?」と次々と名前を出され、意味が分からない義父。「隠してるんじゃないでしょうね」と疑われ大声を出すと、「この人です」と差し出されたスマホに映っていたのはカズハさん!ホストに入れあげて借金した挙句、お金も払わずに逃げていると聞き絶句する義父に、「あんたも騙されたクチか・・」「だいたい、『妊娠した』って言い寄られて、退職金全部持っていなくなっちゃったんじゃないの?」と義父に起きたことをズバリ!戸惑う義父に「それが彼女の手口。あんた騙されてたんだよ」と言われ反論する力もありませんでした。

3人の名前を使い、色々な女性を演じて罪を重ねてきたカズハさん。さすがに義父ももう彼女を信じることは難しいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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