年下義母ができました[10]生命保険を守った後にまた災難

義父の生命保険の受取りを「私はたっくんがいればそれでいいよ」と言ったカズハさん。義父は「俺はいつ死ぬか分からない。産まれてくる子の為にも、受取人はカズちゃんにするよ」と言い、「たっくん・・ありがとう」と二人の世界に。すかさず「・・だったら、子どもが産まれてからでもいいんじゃない?ね?カズハさん?」ケイコさんがたずねました。

「・・・」ケイコさんの言葉に硬直するカズハさんは、「・・・はい。受取人は変更しなくていいと思っているので」と言った後、「ねえ、たっくんケイコさんの言う通りだよっ」と笑顔で話すカズハさんに、「カズちゃん・・本当に遠慮ばっかりして・・良い子だね・・!」と涙ぐむ義父。

そんな時、「・・ところで、お母さんが亡くなる前に話してたカナメの通帳・・どこにしまったかな・・。カナメが結婚するタイミングで渡そうと思うんだけど、今日持って帰ってい?」とケイコさんが言うと、「・・・」うつむきながら義父が小さな声で言いました。

何も答えない義父を見て、「え?何?聞こえなかった・・?」とケイコさんがたずねると、「・・・もう無い」と義父がボソリ。「は???無い?無いって??」とケイコさんが慌てて言いました。

すると、「・・・使った」と言い出す義父。「使ったって・・な、な・・なに・・・??」驚いてそう言うと、「ご・・ごめんなさい!私のせいなんです!!」カズハさんがケイコさんと義父の間に入って言いました。
父親が若い再婚相手カズハさんのために高級ブランド品を買い込んだのを知って財産狙いなのではないかと心配になった娘アケミさんとはケンカになってしまいました。そして次は生命保険金。受取人をカズハさんに変更すると言う父親でしたが2番目の娘ケイコさんの機転でとりあえずは回避。ところが今度は亡くなった母親が息子カナメさんのためにと貯めていた預金をカズハさんのために使っていたことが発覚しました。「私のせいなんです!」と慌てて謝り始めたカズハさんですが、カナメさんの結婚のタイミングで渡そうとしていた預金通帳からお金を使ってしまうとは、お母さんの気持ちを考えると悲しくなってしまいますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。