低学年でもらう通知表は親の通知表。

家族みんな、笑顔でフウカの小学校入学式を祝う食事・・・私以外は。ひとり台所に立ち続けて洗い物をしていると、義母が入ってきてフウカの勉強のことを聞いてきたので、ユウタと相談して決めようと思うと答えました。

義母は女の子のフウカはそれほど勉強をしなくてもよいという考えのようです。「でも最低限はね。」ということばに続けて、「低学年でもらう通知表は親の通知表と思わないと。しっかりね。恥ずかしくないように」とくぎを刺しました。

夜になって、そろそろフウカに習い事をさせたいとユウタに相談しましたが、ユウタは「まだ早くない?」とあまり乗り気ではない様子です。「女の子は勉強できなくても愛嬌があれば・・・」と、いつの時代かと突っ込みたくなるようなことを言いました。

「でも、今の時代自立して生活できるようにしないと」と、フウカの将来を思う気持ちと自分への後悔も含めて伝えた私の言葉を、ユウタは笑い飛ばしました。「社会に出てなくても生活してるじゃん」と、専業主婦の私を見下した笑いです。「今、私が幸せだとでも・・・?」思わず言葉がこぼれ落ちてしまいました。

私の言葉など聞いてもいないのか気にしていないのかはわかりませんが、ユウタは「でもまぁ、母さんにも言われたなら調べておいて。金額とか見て選ぶから。」と、スマホから目を離さず言いました。義母が言ったから・・・フウカのためとか、私の意見を聞いたわけではないのだなと思いました。
ユウタさんの「社会に出てなくても生活してるじゃん」という言葉には、授かり婚で仕事を辞めざるを得なかったカエデさんに対して義母や義姉の考えと同じ「寄生しているだけ」「養ってやっている」という気持ちが現われていて、毎日家族のために家で働いているのに、夫にまでこんな風に思われているのかと傷つきますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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一度家出した方が良いです。
これ以上続いていたら身が持たなくなります。
家出して実家ヘ帰って、今までされた事を全て伝えましょう。
きっと、実家の父母が味方になってくれます。
こんなクソ家族捨ててしまえば!