授かり婚を機に義実家で完全同居がスタート


私の名前はカエデ。24歳のときに夫ユウタと授かり婚をしました。妊娠がわかった時に結婚を決意し、すぐに義両親に結婚の報告に行ったのですが、祝福はされませんでした。義父には子どもが先にできたことを呆れられ、義母には「息子は騙された」と泣かれました。そして、「結婚したら同居になる。オレ長男だし」とユウタから決定事項として告げられたのでした。

仕事を辞めて家に入るように義母から言われたときもユウタは何も言ってくれず、私は義母に言われるがまま仕事を辞めて専業主婦になりました。

同居生活が始まると、義母は家事を一切しなくなりました。「じゃ、後のことはよろしく」と毎日地域のコミュニティに出かけ、定年退職している義父は畑をしながら老後を送る日々。掃除、洗濯、家族全員分の食事の用意などの家事はすべて妊娠中の私の仕事になりました。

ある日、夕食にパスタを出すと「ん?今日は和食じゃないのか?」と義父から不満そうに言われたので「はい。お義姉さんからパスタがいいと言われてて」と答えると、義母が溜息をつきながら「だったら私たちのは別のメニューを考えないと。気が利かないんだから」と言ってドカッと椅子に座りました。

二人から不満を言われ「すみません・・」と謝るしかない私のポケットでピロンとスマホが鳴りました。お義姉さんからの「今から帰るのでごはんよろしく」というメッセージでした。
授かり婚を機に義実家での完全同居が始まったカエデさん。義母に言われ仕事を辞めて専業主婦になったカエデさんを待っていたのは、掃除、洗濯、炊事と家事に追われる毎日でした。義家族は妊婦のカエデさんを労わることなく、作った料理にも不満ばかり。義姉からのリクエストでパスタを作ると義両親から「和食がいい」「気が利かない」と不満を言われ、板挟みのカエデさんは謝るしかありません。
初めての妊娠でただでさえ不安になる中、義家族との完全同居で常に気を遣う毎日。カエデさんの気が休まるときがあるのか心配になりますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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