寂しい母親にとって遠く離れた息子との電話は心のよりどころだった。義母優先夫[11-1]|ママ広場マンガ

前回の話
夫ユウタさんは夕飯中や妻カナコさんと2人で何かしようとしている時に限ってかかってくる義母からの電話をいつも優先していました。カナコさんは義母とユウタさんのテレビ電話に強引に参加して怒られたので「私がいない時に電話すれば」「お義母さんと食事中に私が電話をかけたらどうする?」と言ってみましたが、ユウタさんは義母に気を遣わせることを気にするばかりで怒り出してしまいます。それ以上拗れることを避けるために自分が我慢すれば良いと諦めて、ユウタさんが義母と電話している間ひとりぼっちで食事、家事、テレビを見るカナコさんなのでした。

義母優先夫[11-1]息子と離れて寂しい母


ユウタさんのお母さんの思いとは。
夫を亡くしてから、息子と2人で支え合って生きてきました。

息子が社会人になり、転勤で遠くに住むことに。
「頑張るね」と羽ばたいていく息子を引き留めるわけにもいきませんでしたが

毎日寂しくて寂しくて・・・
「寂しくなるわね」と言った私に、優しいユウタは「いつでも好きな時に電話してきていいよ」と言ってくれました。「でもそれじゃ・・・迷惑じゃない?」と遠慮していると、息子は「だったら僕の予定を教えるよ!」と言ってくれたのです。それ以来、ユウタが私に1日の予定を教えてくれることが毎日の楽しみになりました。

ユウタさんが毎日予定を伝えているのは、ユウタさんのお母さんが寂しくないようにとの優しさからだったのですね。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
2歳boy新米ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。 

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