相手にすればするほど疲弊する

勇気を出して伝えた私のお断りの言葉は、義母の頭の中で「遠慮」と変換されてしまいました。その後も断りましたが、義母には通じない様子。埒が明かないので、義母からの差し入れはタカシに食べてもらい、私は自分で作った料理を食べることにしました。
それからも義母は、突然やってきては傷んだ野菜やおかずを押しつけてきました。まだ嫁いだばかりで、しかもタカシのお母さん。冷たく追い返すこともできず、ただ受け取ることしかできません。角を立てずに断ることが、こんなにも難しいなんて思ってもいませんでした。

もう深く考えるのはやめよう。穏便に済ませるためにも、もらったものは黙って受け取り、傷んだものは処分する。おかずは今まで通り、タカシに食べてもらえばいい。そうやって義母のありがた迷惑を受け入れるようになったら、不思議と少しずつ気にならなくなっていきました。

それから1年後。もともと子どもを望んでいた私は結婚を機に妊活を始めましたが、気づけばあっという間に1年が過ぎようとしていました。それでも赤ちゃんはなかなか来てくれません。「授かりものだし気楽に待てばいい」タカシはそう言ってはくれますが、やっぱり焦ってしまいます。

妊活のことをスマホで調べていると、義母から一通のメッセージが届きました。送られてきた内容に思わず目を疑います。『タカシから妊活をはじめたけど中々うまくいかないと聞きました、私が実践してよかったことを教えますね』

義母からのメッセージを見た私は、言葉を失いました。タカシが妊活の話を義母にしていたなんて信じられない。デリケートな話題だし、実母にだってそんな簡単には話さないものだと思っていました。動揺する私をよそに、義母は『あと、やっぱり食べ物は重要かな』と、追撃の一文を送ってきます。
息子夫婦の妊活にまで首を突っ込んでくる義母。本人はよかれと思っているのでしょうが、ユズさんにとっては迷惑でしかありませんよね。デリケートな話題を土足で踏み荒らされた側の気持ちを考えられないのでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:モトヤマラミ 編集:石野スズ
作画:そうはは。
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自分が我慢させられてるなら角立ってるよ
このタイプの「いい人」ほど、始末に負えないものはない。
絶縁か離婚の二択。私なら離婚。
旦那のデリカシーのなさは直らないと思うから。