[22]逐一義母に報告する夫|堪忍袋の緒が切れた妻の母親「悲しい思いをさせる夫は必要ない」許さない構え

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前回のお話

娘リナちゃんの誕生日の計画を、夫タイキさんと義母にフイにされた妻マヤさん。実母と二人でリナちゃんの誕生日会をした翌日に、タイキさんと義父母がやって来て謝罪を受けるも「まだ許す気になれません」と静かに本音を伝えたところ、「えぇ~っ!こんなに謝ってるのに!?」と逆ギレする義母を制止して「許さなくていい。今後何かあったら私に連絡してほしい」と義父がマヤさんに言うと同時に、「マヤも鬼じゃないんだし、リナに会わせないとかしないよな!?」と突然言い出すタイキさんを、マヤさんは無表情で見つめていたのでした。

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逐一義母に報告する夫[22]

マヤさんに酷い仕打ちをしておきながら、「リナに会わせないなんて鬼じゃないんだし・・」と言い出したタイキさんに、言い返そうとしたマヤさんを制して、バンッ!!とテーブルを叩いたマヤさんのお母さん。突然のことに驚きその場は無音になりました。

すると、「お話聞いていたけど・・タイキくん!どうしてタイキくんは、娘とリナちゃんと一緒にいられると思ってるの?どうして自分のお母さんは可哀想で、娘は可哀想じゃないの?」真顔でそう聞かれ、「・・えっ??そ・・それは・・」とマヤさんのお母さんの勢いにビックリして震えが止まらないタイキさん。

「申し訳ないけど・・娘に悲しい思いをさせる夫なんて、必要ないと私は思ってます」マヤさんのお母さんの言葉に「う・・あ・・」タイキさんは何も言い返せませんでした。

そして、「・・お母さんのおっしゃる通りです。今回の件は、息子と家内が全面的に悪い。反省するまでは、息子には実家に帰ってきてもらおうと思っています」義父が静かにそう言うと、「そのようにしてください。さすがにこの態度では私も許すことはできません」マヤさんのお母さんがハッキリと言いました。

「えっ?え~っ!?」タイキさんがそう言うと、「ちょっと私、そんなの嫌よぉっ」と反発する義母。二人の言葉を無視して、「今日はこれで失礼します」と挨拶した義父は「ほら二人とも帰るぞ」そう言って玄関へ。
「お邪魔しました」と挨拶した後、「リナちゃぁんっ」往生際の悪い義母に「母さん来るんだ!」と声をかけ、マヤさんの家を後にしたのでした。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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