チクッと嫌味な義母にイラッ


家族で夫の実家で夕飯をご馳走になっていた時のことです。
料理が得意の義母は、嬉しそうにテーブル一杯の料理を並べてくれました。娘のみかとゆきも嬉しそうに元気よく「いただきまーす!」と言って食べ始めました。

普段から食の細い小学1年生のゆき。5年生のみかに比べて食事の進みが遅いのを見て、義母が「あら?ゆきちゃん、あまり食べられるものない?」と心配そうに聞きました。ゆきが「ううん。でもお腹いっぱい」と言うと、みかは「でも、いつもより食べてるよ」とフォローしました。

娘たちの言葉を聞いて、義母が「えぇ!?これで?いつもより?」と驚いた様子で言ったあと、娘たちの目の前で夫と並んで食事している私の前で「お母さんのご飯おいしくないの?」と、悪びれもせず言い放ちました。
私は無表情のまま食べ続けます。嫌味はいつものことなので。隣で食べている夫は、何も耳に入っていないかのように食事に夢中です。それもいつものこと。

娘たちは、私のご飯のことを言われてすぐに「おいしいよ?」と反応してくれました。ありがとうね、娘たち。
それでもまだ義母は食事のことが不満のようで「そういえばゆきちゃん、この間もお熱出たんだって?」と話を振ると、心配そうにため息をつき「ごはん、いっぱい食べないからじゃないかしら~?」と結論付けました。

嫌味はとにかくスルー。私は無表情で食べ続けます。空気を読まないのか会話を全く聞いていないのか、このタイミングで夫が「母さん、これうまいな。」と言ったので大喜びの義母。「そうでしょ~、もっと食べて食べて!」と言う声も弾んでいました。

「じゃ、おかわりしようかなー」「はーい」そんな親子の幸せそうなやり取りを前に、イラッとしながらとにかく無になって食べ続ける私です。
何でもたくさん食べる子は確かに元気で健康的かもしれませんが、食が細い子もいますし、急な発熱は子どもならよくあることです。あゆみさんの目の前で、聞こえよがしに「お母さんのご飯おいしくないの?」と心配そうに言われたらショックですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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