[10]義母のルール|自分の育て方は間違っていないと自信満々な義母と、息子たちのギスギスを見抜いていた義父

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前回のお話

独特のルールがある義母に苦手意識を持つ真美さん。「旅行のお土産を渡したいから、家に来てほしい」と言われ週末に家族で義実家に行くと、3人の子どもに対して渡されたお土産はたった1つ。義母は「欲しい子が貰ってね」と満足そうですが、子どもたちはおもちゃを巡って争奪戦。義母がお土産を買ってくるといつもこう。喧嘩になるのは目に見えてるのに、なぜかいつも1つだけしか買ってこないのです。その後子ども達がじゃんけんして千秋くんが勝つも、葉月くんと陽太くんが泣き出して貰うに貰えず。その様子を見た紘一さんと元久さんが義母に訴えますが、「3つ買っても余るといけないけど、お土産がないのは可哀想だから」と独自の理論を展開。思い返せば、3人の孫に1つのお土産しか買わないことだけでなく、お菓子や食事、除菌シートもなぜか1枚だけなど、義母には独特の自分ルールがありました。その度に、紘一さんはなぜ1つなのかを問いかけましたが、義母はその度に独特の理論を展開して、周りを黙らせていたのでした。そんなある日、またもや義母に呼ばれた真美さんとシノブさん。「今回はお土産は買ってこなかった」と聞いてほっとしたのもつかの間、おこづかいだと言って1万円札を渡されました。真美さんとシノブさんが「困ります」とはっきり物申しますが、義母には全く響いていない様子。すると義父がお金を差し出し「自分のルールを人に押し付けるのは止めなさい!」と義母を叱ったのでした。

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息子たちのギスギスに気付き、裏で解決していた義父

義母から差し出された1万円札に戸惑っていると、その横から義父が「3人の孫で分けられるように」と追加で1万円札を2枚差し出してくれました。そして義母を指さすと、「自分のルールを人に押し付けるのはそろそろ止めなさい!」と叱りつけます。

すると義母は、「なにそれ?私が悪いって言ってるの?紘一や元久はこれで育ってきて、家族がギスギスしなかったでしょ?」と、自分の考えは間違っていないと言わんばかりに声を荒げました。

義父は大きくため息をつくと「いーや、小さい頃は2人とも泣いていたよ」と、紘一と元久さんに視線を向けながら言いました。そして義母に向き直ると、「ギスギスしてないと思ってたのはアイ子だけだ、それに子どもたちは俺にも相談してこちらで解決してた」と真剣な表情で言い切りました。

自分の知らないところで問題が解決されていたと知った義母は仲間外れにされたと感じたのか、「何よそれ、私の知らないところで?」と怒りをあらわにします。すると義父は、「違う!何度も言っただろ?それに紘一も元久も何度も伝えてた、でもアイ子は聞かなかっただろ?」と諭すように問いかけました。

「2人も大きくなるにつれて理解してきて『母さんに言っても無駄だ』って思うようになったんだ、だから何もないように見えただけだ」義父は、複雑な表情でそう語りました。幼い頃から義母のルールの中で生きてきた紘一と元久さんからすれば、それが当たり前の光景になっていたのでしょう。

「忘れてたけど、最近の子どもたちのこと見てたら思い出してさ」「うん、いつも疑問だったし、何回伝えても伝わらないから諦めたのも思い出した」昔を振り返りながら、そう話す紘一と元久さん。その言葉を聞いた義母は、「そんな・・・」と言葉を失って立ち尽くしました。

紘一さんと元久さんは、義母のルールに疑問を抱きながらも、何度伝えても受け止めてもらえず、やがて諦めてしまったようですね。それが当たり前になってしまえば、確かに何も言えなくなってしまいますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:藍川らづ

最新のコメント
  • キャサリン より

    トラブルメーカー!嫌がらせ!ケチ!性格悪ィ!関わりたくないよ〜

  • MKⅡ より

    あーあ、今更気付いても遅いんやけど。これで関係が直ったらいいけど。

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