[33]夫のお金は義母管理|「めんどくさいじゃん」もうすぐ親になるのに自立心ゼロの夫

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前回のお話

夫のコウタさんが結婚後も義母にお金の管理を任せているため、夫婦のお金の使い方に口出しされて妻のアヤカさんはいつもモヤモヤ。先日の旅行ではコウタさんが妊娠中のアヤカさんを気遣い良いホテルを選んだことで費用が多くかかってしまい義母が激怒。旅行代金はアヤカさんとコウタさんで折半し1人12万円でしたが、義母は納得がいかないと言って8万円しか渡してくれず、動揺したコウタさんは「今度からは事前に相談するしお金の管理も母さんに任せるから今回は払ってあげて」と言ってその場を収めようとするのでアヤカさんはイライラ。コウタさんに頼み込まれて今回の支払いは渋々了承したものの、「私の目が黒いうちは好き勝手させるわけにはいかない!」と意気込む義母は「ベビー用品はこちらで準備して送るわね。今回みたいに2人で決めたら何を選ぶか分からないし」と一方的に告げました。義母の過干渉にコウタさんは反論することもなく呑気に「助かるよ~」と言うだけで、何か言いたげなアヤカさんを見て「アヤカさんもこれで懲りたでしょう」と満足気な義母でした。

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「めんどくさい」義母にお金の管理を任せる夫の言い分に呆れる

義母に言われるがまま、今後もお金の管理を義母に任せると言い、自分たちの子どものためのベビー用品すら自由に買えず義母に決められるというのに「僕たちだと分からない事もあるし、仕事も忙しいから助かるよ~」と義母に反論するどころか感謝すらしているコウタさん。
義実家からの帰り道、我慢できなくなったアヤカさんは「ねぇ」とコウタさんに声をかけました。

「どうしてお義母さんに任せるって言ったの?子どもが産まれても全部お義母さんに任せるつもり?」コウタさんの態度に納得のいかないアヤカさんは、どういうつもりなのか問いただしました。

「私たちが親になるんだよ?」もうすぐ自分の子どもが産まれて親になるというのにいつまでも息子気分の抜けないコウタさんにアヤカさんは必死に訴えますが、「え、だって・・母さんがやってくれるならアヤカも楽だろ?」とアヤカさんの言いたいことが全く理解できない様子のコウタさん。

「それに今回みたいにお金払わないとか言われたらめんどくさいじゃん・・」と他人事のように言うコウタさんにアヤカさんは次第に怒りがこみ上げてきました。怒りに震えながら「めんどくさい?」とコウタさんの言葉を繰り返したアヤカさん。

「私たちの生活のことだよ!?どうしてそんな考えでいられるの!!」自分たち家族のことなのに「楽だから」「めんどくさいから」という理由で義母に自分のお金の管理を任せ続けるコウタさんへの怒りが爆発するアヤカさん。

感情的になり声を荒げるアヤカさんに「アヤカッあんまり怒らない方が・・身体に負担が・・」とコウタさんはオロオロ。そんなコウタさんに「信じられない!」と言いながら涙が溢れてくるアヤカさん。

コウタさんに「もう少し当事者意識持ってよッ!!」と叫んだアヤカさんは、情けないやら悲しいやらで涙が溢れて止まりません。

もうすぐ自分たちの赤ちゃんが産まれ親になるというのにこれからも義母にお金の管理を任せると言い、そのことに何の疑問も持っていない様子のコウタさん。コウタさんにしっかりしてほしいアヤカさんは「『私たちが』親になるんだよ?」と訴えますが、コウタさんは「楽だろ?」「あれこれ言われるのがめんどくさい」と信じられない言葉を返します。これまでの我慢が限界を迎えたアヤカさんは涙ながらに「私たちの生活のことだよ!?どうしてそんな考えでいられるの!!」と声を荒げるもコウタさんはオロオロするばかり。アヤカさんは「もう少し当事者意識持ってよ!!」と大粒の涙を流しながら叫びました。
コウタさんが想像以上に頼りない人だとわかってしまいましたね。これからコウタさんと二人で子どもを育てていくアヤカさんは不安で仕方がないですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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