娘を捨てた私[6]娘と義母に散々な言われようにもう限界かも。

リコちゃんの授業参観の日のこと。ミサキさんが学校に行く支度をしていると、
「あなた、まさかその格好で授業参観に行くつもりなの?」
突然の義母の言葉に驚いて「・・・はい」と答えるミサキさん。

すると、
「あのね、リコちゃんが言っていたのよ。お友達にあなたを見られるのが恥ずかしいって」
義母の言葉に「え・・」と思わず絶句するミサキさん。
すると、「だから、今日は私が行きますから」と義母が言い出しました。

「授業参観、ママが行かない方がいい?」ミサキさんがリコちゃんにたずねると、「うん。恥ずかしい」と即答するリコちゃん。
そして、「だってママおしゃれしないじゃん。お化粧もしないし」とリコちゃんに言われたミサキさんは、「遠くから見ているだけでもダメかな?」とどうしても授業参観に行きたくて言いました。

すると、
「おしゃれをしているおばあちゃんの方がいいの!ママは来ないで!」
と厳しい表情で言うリコちゃん。
話を聞いていた義母がやって来て、
「そうよね。おばあちゃんが行ってあげるから」優しくリコちゃんにそう言うと、
「うん。待ってるね」リコちゃんは嬉しそうに義母に抱きつくのでした。

これまで、リコちゃんと義母に言われた言葉や態度を思い返したミサキさんは、しまってあった預金通帳を取り出して、じっと見つめるのでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。