[13]15年振りに再会した母と娘。すれ違った思いを謝罪しまた会う約束。娘を捨てた私|ママ広場マンガ

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前回のお話

娘リコちゃん、夫コウイチさんと義母の4人で暮らしていた妻ミサキさんが、義母にリコちゃんとの仲を遠ざけられ家を出た15年後のこと。ミサキさんの日記を見たリコちゃんが自分達がミサキさんにした仕打ちを知り愕然。「母親になる自信がない」と落胆した後、義母も父親も信じられないと部屋に籠り、日記に書いてあったミサキさんの電話番号に電話すると、「リコ・・本当にリコなの?」とミサキさんの声が聞こえて、思わず涙が溢れたのでした。

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娘を捨てた私[13]母と娘。久しぶりの再会で縮まる心の距離。

15年振りに再会を果たしたミサキさんとリコちゃん。
「素敵な女性になったのね」ミサキさんがそう言うと、「お母さん・・ごめんなさい。あの時何もわからないまま・・」リコちゃんは申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら謝りました。

「謝るのは私。あなたを守れなくて、置いて行ってしまって・・本当にごめんなさい」とミサキさんは言いました。
「ずっとお母さんに捨てられたと思ってた・・」というリコちゃんの言葉に、「お母さん、忘れたことなかったわ。リコのこと」お母さんが静かに言いました。

「私・・お腹に赤ちゃんがいるのに、お母さんになる自信がなかった」リコちゃんがそう言うと、
「お母さんのせいね。本当にごめんね」とミサキさんが謝りました。
「そんなことない・・お母さんのせいじゃないから」リコちゃんは静かに、でもハッキリと答えました。

その後も、ミサキさんといろいろ話したリコちゃんは、ミサキさんが再婚し、今は今度中学生になる男の子の母親になっていることを知りました。
「あの時は・・私がいない方がリコの心が傷付かないと思ったの。でも、それが正しかったのか今でもわからないわ」とミサキさんが言いました。

そして、「また・・連絡してもいい?」リコちゃんがそうたずねると、「もちろんと。連絡待っているから」ミサキさんが笑顔でそう答えました。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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