父を反面教師にして、立派に育った息子

コウの受験が近づくと、義父は成績不振の責任を義母になすりつけるようになりました。「コウの成績が悪いのはお前の頭が悪いからだ」「かわいそうだな、母さんの子だからお前は頭が悪いんだ」と、心ない言葉を次々と浴びせられたとか・・・。
コウはそんな過去を思い出しながら、「俺は俺で、父さんにそう言われたことが悔しくて、母さんがバカにされるのも嫌で・・・だから必死に勉強したんだ」と噛みしめるように言いました。

一番ひどかったのは、コウが大学受験を控えていた頃。まだ成績が伸び悩み、模試の結果も芳しくなかった時期でした。義父はコウの成績を見るたび「コウの成績が中途半端なのはお前の頭が悪いからだろ!せっかく俺の稼いだ金で塾に通わせてやってるのに、母親がこれじゃ金ドブだな」と義母に責任をなすりつけます。

コウは義母と義父の間に入ると「母さんのせいじゃないよ、母さんの地頭とは何の関係もない、統計的にも家庭環境のストレスが子どもの学習能率を一番下げるんだってさ」と淡々とした様子で言いました。義父は言い返されたことにカチンときたのか、「なんだと?親に向かって理屈をこねるな!」と声を荒げます。

「母さんを責める暇があるなら、俺が集中できる環境を作ってよ!」そう言うとコウは義母に向き直り、「母さん、無理に謝らなくていいよ、俺がもっといい点を取って文句言わせないようにするから」と優しく声をかけました。その言葉に、義母は「コウ、ごめんね」と申し訳なさそうに謝ります。

コウは拳をぎゅっと握りしめると「俺が大学に入って自立したら、いつでも家を出れる準備をしておいてほしい・・・俺、将来は母さんを養えるくらい稼ぐから」と、悔しそうな表情で言いました。
気に入らないことがあると、すぐに義母のせいにする義父。その思いやりのなさに呆れてしまいますね。献身的に支えてくれている義母を、人の心がないサンドバッグとでも思っているのでしょうか。義母がいなければ身の回りのこともままならないくせに、態度だけは大きいんですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
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夫が退職金前借して使い倒してたら・・とは
考えなかったのだろうか?
今回は子供が父親を反面教師にしてたまたま優しく育ったけど、モラハラを見て受けて育ったら、男はそれでいいんだ!で同じになる可能性もあった。
仕事してなくてどうしよう…って怖さもあったとは言え、こんな父親と分かった時点で動く方が子供の将来のためにはなるよ。