[4]義母の熟年離婚|妻と息子は放置が当たり前。家族と過ごす時間よりも愛人を選んだ夫

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前回のお話

ある日、義母から何の前触れもなく「離婚することにした」と報告を受けて驚くアイさん。夫のコウさんは以前から離婚の計画を知っていたようで、「ようやくだね」と口にします。義母は義父のことを、典型的な亭主関白で家の中ではまるで独裁者のようだったと話します。遡ること30年前、結婚して家庭に入ったことが全ての引き金でした。晩ご飯のおかずが少ないと文句を言われたり、体調不良でも構わず家事をさせたり。古い考えの人間だった義父は、生活費を稼ぐ方が偉いという考え方に染まっていきました。息子のコウさんが産まれても義父の亭主関白っぷりは変わらず、コウさんが体調を崩すたびに「こんなに体の弱い子なんて、お前の血が弱いからだ!」と義母のせいにして責め立てます。義母はすぐにでも逃げたかったけれど、実家もなければ仕事もしておらず、加えて当時は今ほど救済措置も設けられていなかったため、ただ耐えるしかなかったと話しました。

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家族との思い出づくりよりも愛人を選んだ夫

コウが産まれても義父の亭主関白っぷりは変わらず、それどころかコウが体調を崩すたびに「こんなに体の弱い子なんてお前の血が弱いからだ!」と義母のせいにして責め立てます。義母はすぐにでも逃げたかったけれど、実家もなければ仕事もしておらず、加えて当時は今ほど救済措置も設けられていなかったため、ただ耐えるしかなかったと話しました。

ある年の大晦日のこと。義父が突然「出かけてくる」と言い出しました。義母は出かけようとする義父を「えっ、今日大晦日だよ? 年末年始くらい家族で過ごさない?コウも初めてのお正月なのに」と引き止めますが、義父は聞く耳を持たず「俺にも付き合いがあるんだよ!」と言って、2人を残したまま家を出て行ってしまいました。

結局その年のお正月は、義母とコウの2人だけで過ごしたそうです。コウにとっては初めてのお正月だったにもかかわらず、家族で過ごすことは叶わず、寂しい思い出だけが残りました。仕事ならまだ納得できます。けれど義母はため息まじりに「あの時はあの人、外にいい人がいたのよね」と語りました。どうやら義父は、息子との思い出づくりよりも、別の女性を選んでいたようです。

「コウが病気がちだったからあの人にかまってあげられなくて、それが気に食わなかったんでしょうね」義母はそう言って笑いましたが、その笑顔の奥には隠しきれない悔しさがにじんでいました。それ以降、義父は義母とコウを置き去りにし、愛人に会いに出かけることが増えていったそうです。

コウは幼少期の記憶をたどりながら、「だから俺、あんまり父さんに良い印象なくてさ・・・というか、むしろ嫌いだった」と話しました。そして少し間を置くと「俺が小学生の頃も・・・」と、義父のエピソードを語り始めたのです。

子育てには一切関わらず、挙げ句の果てには愛人を作って遊び歩く。どこまでも身勝手な振る舞いに、よく義母は耐え続けてこられたものだと思います。そしてその影響は、義母だけではありません。コウさん自身もまた、義父に対して拭いきれない嫌悪感を抱いているようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ

最新のコメント
  • 熟年離婚 より

    昭和のクソ親父だね。

  • knkiks40@gmail.com より

    ギャフンを期待しとりますヨ〜(^O^)

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