[2]義母の熟年離婚|病気の妻を労わるどころか薬を飲んで食事を作れと怒る夫。耐えるしかなかったと昔を振り返る

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前回のお話

ある日、義母から何の前触れもなく「離婚することにした」と報告を受け驚いたアイさんですが、夫のコウさんは落ち着いた様子で「ようやくだね」と一言。義母とコウさんは何年も前から離婚を計画していたようでした。コウさんは義父のことを「典型的な亭主関白で家の中じゃ独裁者だった」と言い、義母は「めちゃくちゃな人だった」と言い、アイさんに嫌な思いをさせないよう義父とアイさんの接触をできるだけ避けるようにしていたと話しました。

「耐えるしかなかった」と結婚生活を振り返る義母

夫のコウと義実家へ顔を出すと、義母から突然「あの人と離婚することにした」と報告を受け驚きました。困惑する私に、義母とコウは離婚は前々から考えていたものだと話してくれました。これまで義父と関わる機会があまりなかった私は、義父がどんな人柄なのか正直あまり知りませんでした。でも、それは義母とコウが私を気遣ってあまり会わせないようにしていたからだったのです。2人は義父のことを典型的な亭主関白でめちゃくちゃな人だと言いました。

義母は席につくと「あの人とは友人の紹介で知り合ったの。男らしくて私を引っ張っていってくれるところに惹かれて結婚したの」と義父との馴れ初めを話し始めました。

「結婚する時に家庭に入ってほしいって言われて、寿退社。・・でもそこからあの人が変わっちゃって」と義母は遠い目をして結婚当初のことを話し始めました。

話は30年前に遡ります。「今日の晩飯はなんだ。おかずの量が少なくないか?」仕事から帰って来た義父は、食卓に並んだ夕食を見るなり不機嫌そうに言い、「そう・・?一汁三菜は守ってるつもりだったけど・・」と義母が返すと、

「あのな!俺が金を稼いでるんだ。俺の好物を入れるとか好きな味を入れるとか、もっと工夫できるだろ?」と強い口調で怒り始めました。「ご・・ごめんなさい」と謝るも「結婚前に家のことちゃんとしてほしいって言っただろ?」と言われ、義母が体調を崩してしまった時も「ごめんなさい・・。今日は体調が悪くてご飯作れてなくて・・」と謝っても「三食昼寝付きで体調が悪い?怠けたいからそう言ってるだけじゃないのか?」と体を心配するどころか夕食ができていないことを怒られました。

起き上がるのも辛いほどだった義母は義父の言葉に傷つきましたが、「言い訳してないで薬を飲んで早く食事を作りなさい!」とさらに怒られ「・・はい」と言うしかありませんでした。

「古い考えの人間だったから、生活費を稼ぐ方が偉い・・っていう考え方だったのよ。確かに養ってもらってはいたし、文句を言うこともできなくて・・。今ほどネットで手軽に情報を得られたり、相談窓口が充実したりしていなかったし・・耐えるしかなかったのよね」と義母は当時を振り返りながら、どんなに辛くても耐えるしかなかったと話してくれました。

亭主関白なだけでなく思いやりの欠片もない義父。こんな義父と生活する義母は本当に大変だったでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ

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