[10]義母の熟年離婚|義母が突き付けた離婚届!家政婦としての全業務を終了すると義父に対し声高らかに宣言

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前回のお話

ある日、義母から何の前触れもなく「離婚することにした」と報告を受け驚くアイさん。夫コウさんは以前から義母の計画を知っていたようで、「ようやくだね」と口にします。遡ること30年前、結婚して家庭に入ったことが全てのはじまりでした。おかずが少ないと文句を言われたり、体調不良でも構わず家事をさせたり。コウさんが産まれても亭主関白ぶりは変わらず、コウさんが体調を崩せば義母の血筋のせいにしたり愛人を作ったりと、まるで独裁者のよう。専業主婦で逃げようにも逃げられなかった義母は、このままではいけないと知り合いを頼って働き先を見つけ、その後は仕事と家事、育児に大忙し。家事ができていないと義父に責め立てられ悔しい思いをしても離婚するためと黙って耐え続けました。そんな時、離婚を経験した友人から「別れるなら夫の退職金が出てからの方がいい」とアドバイスされ目から鱗。義母は義父が定年するまで耐えようと心に決めました。その頃、高校生だったコウさんの成績に対して義母を責める義父に見かねて猛勉強し、「将来は母さんを養えるぐらい稼ぐから」と宣言、コウさんが難関大学に合格した時の義父の親戚中に自慢する態度を思い出し、「俺が合格したのは母さんの献身があったからだ」とキッパリ言い切りました。

1話目から読む

「今日は俺の門出の日だぞ!」どこまでも自分勝手

その後、コウが難関大学に合格した時のことを話してくれました。成績が思わしくない時はあれだけ「俺の血じゃない」と言っていたくせに、いざ合格となると「さすが俺の息子だ!」と手のひらを返したような義父の変貌ぶりに呆れるコウと義母。コウは、「俺の合格は母の献身のおかげと 」と反論しました。

「・・そうして、今・・なんですね」私がそう呟くと、「あの人、今年のはじめに定年退職したから、ようやくね、ここまで長かったわ」義母がホッとしたようにそう言うと、「それにしても、父さんよく離婚に応じたね。めちゃくちゃ嫌がりそうなのに」コウの言葉に、「大変だったわよ」と義母が言いました。

義父の定年退職の日のこと。
「・・なんだ、まだ飯もできてないのか!?今日は俺の門出の日だぞ!」家に帰って来るなり怒鳴り出す義父にそう言われ、「あらお疲れさま」と振り返りもせずに義母が答えました。

義父は机に置かれていた離婚届に気付くと「!!・・離婚届け!?」と呟いてビックリ!

「な、何を・・!こんな冗談で俺が焦ると思ってるのか!?」何を言っても答えようとしない義母を見て、「お・・おい!早く飯にしろ!!」と、さすがに動揺し始めた義父に、「・・いえ、この瞬間をもって、私の『家政婦』をとしての全業務を終了させていただきます」義母がそうキッパリ告げたのでした。

待ちに待った義父の定年退職の日。退職後も家の中で威張り散らしていただろう義父のことを考えると、最高のタイミングで離婚届を渡すことができましたよね!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ

最新のコメント
  • 匿名 より

    停年退職の日に誰からも誘われず真っ直ぐ帰宅してる時点で、このオヤジが会社でどう思われてるかも想像出来るわね

  • H.K より

    ナイスタイミング!!。
    ここからが本当の戦い、あんな頑固者相手を追って追い詰めて離婚成立しましょう。

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