「私が教えると自分がアレなのがわかるとか?」嫌味に皮肉のソースを添えて

連絡なしでやって来る義母に夫が怒ったところ、今度は夫がいない時を狙ってやって来るように。ちょうどお昼にやって来て、お昼ごはんのメニューを確認。当然食べる気満々です。おまけに、何やら本らしきものをどっさり持ち込み、聞いてみると、学力は母親から遺伝するらしいと聞き、「アツシは何もしなくてよかったけど、ユイトくんは心配」と嫌味を炸裂!
「・・そ、そうですか」と答えると、「そうなのよ~。だから私がなんとかしないとって思って!毎週来てユイトくんに勉強を教えようと思うのよー!」と自信満々に言い出しました。

「え!」とお茶を用意しながら思わず大声を出してしまった私。「毎週」ってどういうこと!?と驚いていると、「なに?いや?そんなに驚くこと?あっ、私が教えると自分がアレなのがわかるとか?ユイトく~ん、これやってみない?」散々しゃべり倒した後、問題集を取り出しユイトを呼ぶ義母。

すると、「おばあちゃん、これは?」ユイトが質問するも、「あら・・文字が小さいわね・・ちょっと読めない。あら?これなに?どういうこと?」と、どうやらあまりわかっていない様子の義母。

すると、「ママー!おばあちゃん、わからない!」そう言いながら駆け寄って来るユイトに、「これ、ユイトくん、しーっ!しーよ、しー」とバレないよう念押しする義母。思わず笑いながら「え、もうすぐご飯できるよ~」と声をかけると、「さっ、ご飯にしましょ、食べましょ」と義母が話をすり替えました。

そして、「あら、今回のグラタン、デパート?おいしい。それから、やっぱり私も毎週は忙しいから来るのは難しいかも~。またやっておいて~」サラリと逃げる義母は、「ねえ、このグラタンお持ち帰りできる?」と持ち帰ることも忘れません。そう言われて、「はーい、お義母さんも忙しいですもんね、わかりました」にやりとしながら答えるのでした。
キョウコさんが作ったものでも十分美味しいのに、認めようとせず、とにかくデパートのお惣菜やサラダが大好きな義母。勉強はできないと分かってあっさり引いたものの、何かにつけてキョウコさんに嫌味を言うことで、もしかしたら健康を保っているのかもしれませんね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。