[6完]自己中義母にますます負けません|嫁の手作りグラタンをデパートのお惣菜と信じて持ち帰る義母にニヤリ

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前回のお話

昼ごはんを食べるため突然訪問してきた義母。嫁キョウコさんの手作り麻婆ナスをデパートのものと勘違いして「美味しいわ!」と喜んでいましたが、手作りだと知ると「胃もたれしちゃうかも」と急な嫌味。その後も文句を言いながらも結局完食しました。その後、義母は孫ユイトくんがひらがなを勉強していることについてキョウコさんに文句をつけ始めました。キョウコさんが理由を優しく説明すると、「それってキョウコさんの感想じゃなくて?」と不満顔。しつこく絡む義母に対し、息子アツシさんが「それ以上言うともう家に入れない」と注意すると、義母は「キョウコさんと結婚してから変わったわね」と悪者扱い。そんな時、義母友から電話がきて通話をはじめた義母。孫の家での昼食を羨ましがられたようで、「そんないいもんじゃないわよ~」とルンルン気分になり、電話を切るとご機嫌でキョウコさんに急須でお茶を入れるよう頼みました。キョウコさんが急須ではなく、作り置きの常温のお茶を出すも、義母は気づかず美味しそうに飲み干し、そのまま電話していた義母友の家へ。アツシさんは義母が帰ったあと、自分の母親の言動に頭を抱え、キョウコさんに謝罪、すると、今度はアツシさんがいない時にやって来て昼ご飯を要求。さらに参考書を取り出し、学力は母親から遺伝するらしいと聞いたらしく、「アツシは何もしなくてよかったけど、ユイトくんはそうはいかない」と華麗な嫌味をぶつけてきたのでした。

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「私が教えると自分がアレなのがわかるとか?」嫌味に皮肉のソースを添えて

連絡なしでやって来る義母に夫が怒ったところ、今度は夫がいない時を狙ってやって来るように。ちょうどお昼にやって来て、お昼ごはんのメニューを確認。当然食べる気満々です。おまけに、何やら本らしきものをどっさり持ち込み、聞いてみると、学力は母親から遺伝するらしいと聞き、「アツシは何もしなくてよかったけど、ユイトくんは心配」と嫌味を炸裂!

「・・そ、そうですか」と答えると、「そうなのよ~。だから私がなんとかしないとって思って!毎週来てユイトくんに勉強を教えようと思うのよー!」と自信満々に言い出しました。

「え!」とお茶を用意しながら思わず大声を出してしまった私。「毎週」ってどういうこと!?と驚いていると、「なに?いや?そんなに驚くこと?あっ、私が教えると自分がアレなのがわかるとか?ユイトく~ん、これやってみない?」散々しゃべり倒した後、問題集を取り出しユイトを呼ぶ義母。

すると、「おばあちゃん、これは?」ユイトが質問するも、「あら・・文字が小さいわね・・ちょっと読めない。あら?これなに?どういうこと?」と、どうやらあまりわかっていない様子の義母。

すると、「ママー!おばあちゃん、わからない!」そう言いながら駆け寄って来るユイトに、「これ、ユイトくん、しーっ!しーよ、しー」とバレないよう念押しする義母。思わず笑いながら「え、もうすぐご飯できるよ~」と声をかけると、「さっ、ご飯にしましょ、食べましょ」と義母が話をすり替えました。

そして、「あら、今回のグラタン、デパート?おいしい。それから、やっぱり私も毎週は忙しいから来るのは難しいかも~。またやっておいて~」サラリと逃げる義母は、「ねえ、このグラタンお持ち帰りできる?」と持ち帰ることも忘れません。そう言われて、「はーい、お義母さんも忙しいですもんね、わかりました」にやりとしながら答えるのでした。

キョウコさんが作ったものでも十分美味しいのに、認めようとせず、とにかくデパートのお惣菜やサラダが大好きな義母。勉強はできないと分かってあっさり引いたものの、何かにつけてキョウコさんに嫌味を言うことで、もしかしたら健康を保っているのかもしれませんね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。

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