[4]自己中義母にますます負けません|「お茶は急須で」作り置きのお茶でも分からない義母

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前回のお話

昼ごはんを食べるため突然訪問してきた義母。ご飯を待つ間、孫のユイトくんがひらがなの勉強をしているのを見て、義母は「ママに勉強させられてるの?」と勉強を嫌なものだと植え付けようとしてきました。これを聞いた息子のアツシさんは「そんなこと言うなら帰って欲しい」と反論すると、義母は「パパに意地悪された」とユイトくんに助けを求めました。そんなやり取りをしていると麻婆ナスが完成し、嫁のキョウコさんが料理を義母の前に出しました。出された麻婆ナスをパクりと食べた義母は「この麻婆ナス美味しいわ!デパート?」とルンルン気分。ですが、キョウコさんの手作りだと知ると「胃もたれしちゃうかも」と急に嫌味を言いながらも綺麗に完食しました。満腹になった義母は、先ほどの話を蒸し返し、キョウコさんに嫌味を言います。キョウコさんがユイトくんがひらがなを勉強している理由を優しく説明すると「それってキョウコさんの感想じゃなくって?」と不満顔。キョウコさんにしつこく絡む義母に対し、アツシさんは「それ以上言うともう来ても家に入れないから」と注意すると、義母は「キョウコさんと結婚してから変わったわね」と相変わらずキョウコさんを悪者にしようとする態度を見せたのでした。

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「いいもんじゃないわよ」義母友からの電話で自慢する義母

私の作った麻婆ナスを文句を言いながら完食した義母。その時、義母友から電話がかかってきて「あら、もしもし~え?今から?うんうん」と通話をはじめました。そして何をしているのか聞かれた義母は謙遜しなら「今ね~孫の家に来ててごちそうになってて・・・え、ううん、そんないいもんじゃないわよ~ふふふ・・・」と楽しそうに笑いました。そして「うん、うん?わかったわ。じゃあ後で~」と電話を切ると・・・

ルンルンで「キョウコさん?ごめんなさいね。ちょっとお茶いただける?緑茶で」と言ってきました。そして「急須でいれたやつね。あっ、ぬるめで」とこだわりまで言ってきて・・・

私は「はーい、どうぞ」と作り置きしてあった常温のお茶を義母に渡しました。すると美味しそうにごくごく飲み干し・・・「ありがとう。やっぱり急須よね~じゃ、私行くわ~」と会う約束をした義母友の元へ行きました。

そして夫のアツシは義母が帰った後、頭を抱えながら「ほんとごめんな、うちの母さん・・・ユイトにとっても悪影響だと思うんだ。しばらく会わせたくないキョウコにもあんな失礼な態度で・・・」と大きなため息をつきました。

私はお茶を渡しながら「確かに言い方はあれだけど・・・今日も文句言いながら私の料理全部キレイに食べてくれたし・・・」と言うとアツシは「いや・・・悪意しかない。今度来ても居留守使えないかな・・・もうホントいやだ」とお茶を飲んで心を落ち着かせました。

キョウコさん、お義母さんへの対応が慣れてきましたね。お義母さんも急須じゃなくても美味しそうに飲んでいたので良かったです!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。

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