前回の話
孫のげんきくんに「ひらがなが読めるよー」と教わった義母は、「すごいわねえ」と言いつつ「ママに教えてもらった」と聞いた途端、「進学校出身だからって子どもを勉強漬けにするなんて・・」と嫌味を言い出す始末・・。義母の偏見の方がよっぽど悪影響だとみほさんはドン引き・・
義母は嫌味の天才です[5完]発見!義母の嫌味攻略法
カルチャーセンターに通っている義母、
「カルチャーセンターで趣味の仲間と会うと若返る気がするわ」
「楽しそうですね」
「みほさんのご実家は田舎だけど・・ご両親は何か楽しみはあるの?」
「母は友達とパッチワークやってます」
とみほさんが答えると、
「パッチワーク!?私、あれ大嫌い!小さいパーツをちまちま縫ってくっつけるっていうのがどうにも・・」
「あはは!確かに!細かな作業や柄合わせは繊細な感性が必要ですし」
みほさんがそう答えると、
「ねえ、みほさん、それって私に繊細な感性がないって言いたいの?」
「そんなつもりはなかったんですけど~」
するとすかさず
「これだから進学校出身は・・一人っ子で甘やかされて幼稚園では先生と呼ばれて人を見下して・・田舎者のくせに・・」
と言いたい放題の義母に、
「でも、いつもお義母さんが褒めている吉田さんのお嫁さん、私の先輩なんですよ~。家も近所で出身校も一緒、幼稚園の先生で一人っ子・・私と同じなんです~」
「!?」
困惑する義母を横目に、
「この間、スーパーで会ったらとても仲が良さそうで・・『自慢のお嫁さんです』って」
さらにみほさんが畳み掛けると・・
「スーパーで立ち話?普段忙しいって言うくせに?言いご身分ねぇ・・」
と呟いてそくさと部屋を出て行く義母を見て、思わずニヤリとするみほさんなのでした。
やったね!!
完
次回ママ広場オリジナルマンガは「悪気がない義父が憂鬱」です。お楽しみに!
[1]義父がうちの洗濯物を見てる・・毎日の連絡に絶句。悪気がない義父が憂鬱
----------------
※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [作画]マッマ
マッマ
2歳差の兄妹を育てています。