前回の話
さくらちゃんが入院することになり付き添っていたみほさん、その間行われたげんきくんの親子遠足には会社を休んでゆうたさんが行くこととなりました。退院後、げんきくんは遠足が楽しかったと話していたようなのですが、ゆうたさんが会社を休んだと聞いた義母に、「みほさんは一人っ子だから周りにちやほやされて甘えてきたんじゃ・・私に甘えられても困るわよ」と言われ、「あはは~甘えないようにきをつけますぅ」と言いつつ「一人っ子とか関係なくない?」とモヤるみほさん・・
義母は嫌味の天才です[3]都会と田舎・・嫁の実家を差別して嫌味
ある時のこと、親戚に不幸があり帰省することになったみほさん、
「みほさん、私が嫁いだ頃は身内に何かあっても、何日も家を空けて帰るなんて考えられなかったのよ」
「すみません、最短の日程なんですけど・・」
義母の言葉に申し訳なさそうに答えるも、
「ご実家が田舎だものねぇ、都会の冠婚葬祭に比べて色々あるのかしら」
「母さん、俺たちだって同じ県内の生まれじゃん。移動が大変なのもしょうがないだろ」
「あら何を言うの。同じ県内でも、この辺りとみほさんの所とは全然違うわよ」
と同じ県内でも全然違う!と譲らない義母・・
すると、
「ところで、みほさんがいない間のみんなのごはんはどうするの?」
「えっ?」
義母の言葉に同時に反応するみほさんとゆうたさん、
「私が嫁いだ頃は、二度と実家には帰らない覚悟で嫁ぎ先に尽くしたものよ。もしかしてごはんのこと考えてないの?」
「ごはんくらい、自分でやるけど・・」
「そう?ご実家も親戚の葬儀でいちいち嫁ぎ先から呼び戻すなんて田舎って図々しいのねぇ」
「ええっ・・・」
みほさんが動揺していると、
「母さん、さすがに言いすぎだろ」
と怒るゆうたさんに、
「最近の子は、すぐに実家に帰れていいなって話をしてるだけよ。ねえ、みほさん」
「・・・???」
自分も同じ県内のくせに、こっちは田舎でここは都会?
さすがに開いた口が塞がらないみほさんでした・・。
続きます。
ママ広場オリジナルマンガ「義母は嫌味の天才です」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [作画]マッマ
マッマ
2歳差の兄妹を育てています。