ひらがなは3歳からお風呂シートで学び始めました。
頑張りすぎず、遊び感覚で自然にひらがなを覚えられたらいいなぁと思い、息子が3歳のときに、ひらがなお風呂シートを使い始めました。
ひらがなと、その頭文字がつく絵が枠にひとつずつ書かれていてとても見やすく、気に入っています。
トラの「と」はどれ?これはなんていう字?...全部答えられる!
息子は年少さんのうちにひらがなが全部わかるようになったので、すこしずつ単語を読むことを始めて、徐々に短い文章が読めるように練習しようかな。
そんな風に思っていました。
なぜなら、お風呂シートの文字ひとつひとつ指さして「これはなぁに?」
または、「トラの『と』はどこにある?」などと聞くと、全て答えられていたからです。
いつの間に文字を覚えたのかなぁ。
お風呂シートすごいなぁ。
年中から学研プレイルームを始めました。
息子が通う保育園は、嬉しいことに学研幼児教室(プレイルーム)を導入しています。
年中になった4月から、このプレイルームに申し込んでお勉強をスタートさせてみました。
私がプレイルームがとてもいいなと思ったところは、”楽しい遊びを通して「もじ・ことば・かず」を自然に獲得できる” という学習の部分以外に、
この時期に身につけておきたい、構成力、集中力、記憶力…などが身につく指導を行います。また、集団のなかで学ぶことの楽しさを知り、社会性(コミュニケーション能力、チームワーク)なども身につけます。
という、非認知能力が育めるというところです。
新型コロナウイルスの影響で、実際にプレイルームが始まったのは6月からになってしまいましたが、保育園から帰ると、息子は満足そうに「ボクね、お勉強してきたよ。ママにも教えてあげるね。」と楽しそうです。
あれ?全部できるはずのひらがなが読めていないみたい。
さて、プレイルームで学んできた日くらいは、家でも復習をしようと息子が持ち帰ったワークを寝る前に一緒に見直すことにしました。
すると、私が想像していた息子の復習の様子が違ったのです。
たとえば、このワーク。
同じ字を線で結びます。
「せんせいに、おしえてもらったんだぁ。」
と、息子は花丸をもらってきていますが、「この字(あ)はなぁに?」
「えっとね...『け』?」「えっと...わかんない。」
あれ??
様子を見ていた夫が、お風呂シートをはがして持ってきてくれて、息子に見せました。
『あ』行のところを指さして、「一緒に言ってみよう。これわかる?」
「あ、い、う、え、お!」...言える。
ワークに戻り、右上の大きな『あ』の字を指さして「これは?」
「うーん。わかんない。」
あれれ??
盲点でした。息子はどうやってひらがなを答えていたのか。
お風呂シートとワークを何往復かして、はっきり理解しました。
息子はひらがなという文字を覚えているわけではない、と。
ワーク真ん中の、風船の中に書かれている『え』を、息子が「『か』!カニさんだよ。」
と言ってわかりました。
息子はエビとカニを間違えていて、カニの絵が描いているから『か』と答えたのです。
あッそうかぁ、お風呂シートのひらがなを指さした時は、絵をみて、その最初の文字を答えていたのです。
逆にトラの『と』は、時計のと、だから時計の絵を探して、これ、と答えられていたんですね!
息子のわからない事がわかって嬉しかったのと、ひらがながわかってないんじゃんという脱力感が同時にやってきた私なのでしたwww
あわてない、あわてない。
ひらがなを文字として覚えていないという事実が判明したので、まぁ今からスタートしたつもりでやり直すことにしました。
文字だけを息子に見せて、文字の形を覚える練習のスタートです。
同じくらいの年齢のお子さんのママ同僚にこの話をしたところ「なるほどー!」となって、
彼女の息子くんが使っている教材は私の求めているものかも、と教えてくれたのがコチラです。
そうそう、文字だけが単独で見れて、その文字から始まる絵は後ろに描いている!完璧!!
ワーママ仲間の存在って本当にありがたい。
息子が持ち帰ったワークには、他に「どちらの数が多いかな?」と、線を結んで余るほうが多いと気付かせるもの、同じ仲間を線で結ぶ(トンボと蝶=虫など)ものの他に、ただ線を引くワークがあります。
怪獣の檻を作るために、まっすぐの線を引きます。息子が好きそう!
次のレッスンではギザギザ、それからクネクネなど色々な線のワークをしています。
よく考えたらひらがなって丸かったり跳ねたりとても複雑で、難しいのかも。
だからこうやって、先ずは直線から覚えて少しずつ複雑なかたちの線に慣れていっているのですね。
あわてて今すぐひらがなを覚えさせるのではなく、順を追って息子のペースで楽しむのがイチバンだな、と改めて思いました。