[3]二股クズ弟|鉢合わせで悪態をつき姉とわかったら退散した女性。弟が婚約したと知りげんなりする姉

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前回のお話

母親に頼まれて、弟ハルキさんがひとり暮らしをしているマンションへ届け物をしに渋々言ったカホさん。母親から預かった合鍵で弟不在の部屋へ入ると散らかり放題でした。そこへインターホンが鳴り「ハルキ―?」と入ってきたのは派手な若い女性。カホさんを見るなり「誰!?」と敵意むき出しになり、カホさんが母親から預かってきた作り置きのおかずや手編みのブランケットを見つけると「キモッ」などと悪態をつきました。そこへ帰宅した何も知らないハルキさんです。

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女性の好み変わった?今までと系統が違いすぎる弟の彼女

お母さんに頼まれて仕方なくハルキの部屋に荷物を届けに来た所、勝手に部屋に入ってきた女性とバッタリ!じろじろ見られた後、持って来た荷物の中身を見て、「手編みも手料理もハルキ使わないし食べないよ?持って帰りなよ?」と言われ、せっかくお母さんが作ったのに!と反論しようとした所、疲れ切った様子のハルキが帰宅して「うわっどうして・・」と驚きました。

帰って来たばかりのハルキに「この人誰?」と聞くと、「えっと・・」と言葉を濁すハルキを遮って「彼女だけど?ってかあんたこそ誰?」と強気の口調でたずねられて困惑。

すると、「セリナちょっと黙って。姉ちゃん、今日はどうしたの?」とハルキが言い、「お母さんに頼まれて持ってきたの。手編みのブランケットとごはん」と答えると、「えっ?お姉ちゃん??」とセリナと言う女の子がビックリ!

そして、「え~なんだ~。そっかそっか。それならいっか。今日はお姉ちゃんがいるなら邪魔しないね。帰るね」パッと態度を変えたセリナさんは、ハルキにそう言ってとっとと帰って行きました。

「あの子、彼女なの?今までと系統違わない?」ハルキにそう言うと、「ま、まぁ・・」とやっぱり言葉を濁すのでした。

そしてその翌月のこと。
「ねぇ!ハルキが結婚を考えている人がいるから紹介したいって連絡があったの!」お母さんが顔を輝かせてそう言うのを聞いて、「え?あの子!?ちょっと嫌なんだけど・・」ハルキの家でバッタリあったセリナという女の子のことを思い出し、嫌な予感しかありませんでした。

そしてハルキと彼女との両家顔合わせの当日。
「ハルキ、ずいぶんいいレストラン予約したじゃん」あまりに奮発するハルキにそう言うと、「そりゃ、両家の顔合わせだし」と当然と言った風に答えたものの、「でもここだとあの子めっちゃ浮きそう・・」とセリナという子を思い出しちょっぴり心配する私の前に、女性があらわれました。

ハルキさんの家に勝手に入って来た女の子に驚くカホさん。もっと驚いたのは部屋の住人ハルキさん。「ハルキ、この人誰?」とカホさんがたずねると、すかさず「彼女だけど?ってかあんたこそ誰?」と突っかかる女性に「セリナちょっと黙って。姉ちゃん今日はどうしたの?」とハルキさんが言うとセリナさんという女性はビックリ!「お姉ちゃん?そっか。お姉ちゃんがいるなら邪魔しないね」そう言ってとっとと帰って行くセリナさんを見て、「あの子彼女なの?今までと系統違わない?」とカホさんが突っ込むと困ったように言葉を濁すハルキさんが、後日結婚を考えている人がいると言い両家の顔合わせを行うことに。「え?あの子?嫌なんだけど」とカホさんが思いながら当日に。ハルキさんが予約した高級レストランの前で立っていると、一人の女性があらわれました。

セリナさんとの唐突な出会いのすぐ後に「結婚を考えている」なんて、ハルキさんは急ぎすぎているような気がしてなりませんよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

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