「美香・・って呼んでもいいですか」2人の新たなはじまり

絶えず届く和也からのメッセージも、ほなみさんの襲撃も、何事もなかったかのように受け流す私に、佐藤さんは「そんな悠長なこと言ってないですぐ相談しましょう、美香さんに何かあったら僕は」と心配そうな表情を向けます。だけどやっぱり迷惑はかけられない。私は平気な顔をして「今回の件は時季外れのボーナスって思うことにするわ」と笑いながら言いました。
すると「美香さん!」と突然大きな声を出す佐藤さん。「な、なに?」何事かと思ってたずねると、「お願いだから強がらないで。そんな悲しい笑顔、しないでください・・」と私よりも悲しそうな表情で言いました。

「え」と何を言っていいのか分からない私。すると「笠野さんにも聞きました」と切り出す佐藤さん。「『美香は離婚後、一度も泣いてない。きっと無理してる』って・・」麗子がそう言っていたと聞いて驚く私に、「僕じゃ頼りないかもしれないけど、もっと頼ってほしいです」佐藤さんにそう言われ、「佐藤さん・・」と呟いてしまいました。

すると、佐藤さんは突然私の手を握りしめて、「僕に美香さんのこと、ずっと守らせてください」と真っ直ぐな瞳で言いました。あまりに突然の出来事に、言葉が出てきませんでした。

佐藤さんに握られた手は温かく力強くて、私はその温もりを感じながら、離婚後初めて涙をながすことができました。私の頬をつたう涙を見つめていた佐藤さんは、「美香・・って呼んでもいいですか」と優しくたずね、私は静かに頷いたのでした。
和也さんにもほなみさんにも、慰謝料のおかわりを請求しようと強がる美香さんに「悲しい笑顔をしないでください」と言う佐藤さん。「僕じゃ頼りないかもしれないけど・・美香さんのことずっと守らせてください」とハッキリ言われ、これまで強がっていた糸がプツンと切れたように涙を流す美香さん。やっと安心して心を許せる人が現れたのですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:YUKA
3人の子持ちのイラストレーターです。教員免許あり
育児理論を分かりやすくして漫画にしています。
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美香,,,って呼んでいいか←急な距離詰めにひいてる人多くて笑ったw生理的に嫌
佐藤さん一途な感じだけど、ちゃっかり告白からの名前呼び捨てはイヤかも。
主人公は流されやすそうだし、私が友人なら少し冷静に、って忠告する。