突然ですが、私は子どもの頃からドラクエが好きです。
特に天空シリーズと呼ばれる4・5・6が大好きで、もう何度クリアしたかわからないほど。
DSで出たリメイク版もそれぞれクリアし、しばらく離れていたのですが、先日主人がスマホで遊んでいたのを発見!
見ると不思議なもので突如やりたい気持ちが沸き起こり、App Storeで購入しようか迷っていると……。
なぜか主人からSTOPが。
知らなかったのですが、App Storeで購入したアプリって『ファミリー共有』ができるのですね。
もうこれは神様が私に「遊べ」と言っていると解釈し、迷った結果(主人は4・5・6・8を購入していました)6を選んでスタート!
暇を見つけてはチョコチョコ冒険していました。
持論ですが……実はゲームって教育にいい、かも??
ある日、たたんだ洗濯物の横で戦っていると、長女(小3)が「私もやりたい」と言い出しました。
ゲームをさせることに抵抗がある方もいらっしゃるとは思いますが、ゲーム好きな私は、大歓迎!
ドラクエって、結構頭の体操になると思いますよ~。
私が子供にドラクエをおすすめするポイントは5つ!
①活字をたくさん読む
ドラクエは、主人公を操作して町の人たちと会話をしながら進めていくのが基本。
活字を読むのは必須で、読書力アップのために長男にやらせたことがあります。
長男はドハマりしてドラクエ4をレベルの上限まで遊んでいました。
肝心の読書に関しては……そこそこ効果があったかな?って感じです(笑)
②会話から、推理をする必要がある
登場人物の会話から、次に訪れるべき場所やすることを自分で考え、見つける必要があります。
以前お話しした『ゲームブック』も同じですが、考えて選んで動くって大切なことかなと思います。
「あー、前聞いた話って、これを指してたのか~」と気づくのも楽しい!
③想像力(妄想力?)が広がる
架空の世界を冒険するのですが、映画などと違い、キャラクターにあまり表情はないですし、キャラ同士の会話も多くはありません。
でも、夢中になってくると、セリフ以外の声が聞こえてくるような気がします(私だけ?)
回復してくれたら「サンキュ、助かった」、大発見したら「やったー!」とお互い大喜びしているとか……。
あまり動かない画面と活字だけの世界なのですが、まるでアニメや映画のように、頭の中ではキャラが生き生きしてきます。
④音楽が良い
有名なドラクエのテーマソングはみなさん一度は聞いたことがあると思いますが、戦闘時の音楽、町の中、お城の中、ダンジョンの中……と、シリーズごとに音楽が違うのですが、どれもとっても素敵。
そのため、音楽を聴くだけで、そのドラクエの世界に引き込まれてしまいます。
お気に入りシリーズのサントラ、欲しくなってしまいます。
Youtubeなどにある、オーケストラが演奏するドラクエの音楽、とっても美しいですよ~!
⑤……とにかく楽しい!!
結局はこれが一番大きいかも(笑)。
子どもと、楽しさを共有したかったというのがありますね。
後、ドラクエって子ども向きのようで意外とシビアなエピソードも多く、大人でも考えさせられてしまいます。
スクエニの回し者ではありませんが、遊んだことのない方はぜひ一度チャレンジしてみて下さいね!
やっぱり出た、花嫁選択論争!
子どものスマホはAndroidだったため、長女には家用のipadで始めてもらうことに。
彼女が選んだのはドラクエ5。
天空の花嫁というサブタイトルがついたこちらは、主人公が花嫁を選ぶという、ちょっと珍しいイベントのあるドラクエ。
発売当初から現在まで、花嫁問題はかなり熱く議論されており(笑)、長女が誰を花嫁に選ぶのか、楽しみでもあります。
花嫁に選べるのは以下の3人。
- 幼いころに一緒に冒険をしたこともあり、ゲームのパッケージにも登場している幼馴染のビアンカ。
- 大きな町のお嬢様で、お父さんが伝説の盾を持っているというフローラ。(※主人公はこの盾が必要で、それが理由で知り合います。)
- DS版から追加になったフローラの姉デボラ。
余談ですが、私は5回ぐらいクリアしている中、毎回必ずビアンカを選択しています。
ビアンカ一択、浮気なし……っていうか、ビアンカ以外選べなくないですか???
なかなか楽しそうにゲームを進めている長女。
レベルが上がるときの定番の音楽に大喜びで、どんどん進めています。
初期のエピソードである、幼少時に幼馴染のビアンカと一緒にクリアする「レヌール城のお化け退治」を、何回か全滅しながらも何とかやり遂げた長女。
別れ際にビアンカが「また一緒に冒険しようね」と声をかけてくれるのですが……。
長女は「大人になったら、いつでも一緒に冒険できるようになるよ。だって結婚するんだもん」と、すでに花嫁をビアンカに決めているよう(笑)
ちょっと驚いたのは、「」内のセリフまで、小学生だった頃の私と長女の思考回路が同じだったこと……!
遺伝ってすごい(笑)
ちなみに長男もビアンカ派で、理由は特になく「え、それ以外ある?」って感じだそう。
それなのに、主人は子どもの頃から、毎回お嬢様のフローラ派。
理由は『強い(最強の呪文を覚える)』と『各町でお偉いさんから貢物やお金がもらえるから』とのこと。(貢物の件は、フローラを選んだことのない私は知りませんでした……)
主人の現実的な選択に、私も長女もびっくり。
「パパ信じられない! 何考えてるの? 思い出より、お金や物が大切だっていうの??」
と娘に責められ、「だって結構いいものもらえるんだよ? しんぴのよろいだよ??」と、ちょっと凹んでいました(笑)
ラスボスまで進めるには、小3には少し根気がいるかなと思うので、長女がどこまでクリアできるのか、そして実際には誰を花嫁にするのか、今は横で楽しく見守っています。
彼女がゲームを楽しむ様子が、同じころの自分にリンクしているようにも見え、なんとも不思議な感じですが、今はそれを楽しもうと思います。