同僚女性との関係を正当化するように、連絡を取る理由を並べる弟

バツイチで一人暮らしのあざとい女子「宮下レイ子」の計算高いアプローチにまんまと引っかかったまさひで。「俺がサポートしてくれるから頑張れるって言われると、助けたいって思うよね・・・」と入れ込んでいる姿に思わず呆れてしまいます。私はまさひでの目を覚まそうと、「あんた狙われてんじゃないの?」と冷たく言い放ちました。

まさひでは「ないない!」と大きく首を振って必死に否定します。「レイ子さん彼氏がいるし、ただあまりうまくいってないみたいで」「たまに相談に乗ってるだけ」「俺にしか相談できないらしくって」私に浮気を疑われていると思ったのか、まさひではレイ子さんとの関係を正当化するように、彼女と連絡を取る理由を次々と並べました。

「それに初めての部下だし、俺のこと頼ってくれてるし、なんとかしてあげたいじゃん・・・男としてさぁ」呆れ返っている私をよそに、まさひではしみじみと語りました。

レイ子さんに頼られるのが嬉しかったのか、まさひでは相当入れ込んでいるようでした。でも、なぜに男として?そこは「上司としてなんとかしてあげたい」じゃないの?まだ浮気とは断定できないけど、まさひでの雰囲気から、なんとなく注意した方がいいと感じました。

「ゆかちゃんも子育てで大変なんだから、家族を優先しなよ!」浮かれているまさひでに、私は釘を刺すように言いました。するとまさひでは慌てて「そんなのあたり前だよ!」と否定しますが、その言葉をどこまで信じていいのか・・・正直怪しいところです。ひとまず私は、まさひでを泳がせることにしました。

まさひでと解散した後、私はすぐにスマホを手に取り、「初めての部下に頼られて張り切っていること」「そして相手が少しあざとくて厄介なタイプであること」「浮気は確定していないけど注意した方がいいこと」の3点をゆかちゃんに知らせました。

すると、すぐにゆかちゃんから返信がきました。実は、最近は家にいるときも連絡が来ていて、嫌な気持ちになっていたそう。しかも、まさひではレイ子さんとのやり取りを隠す様子もなく、家でも平然と電話に出ているようです。言いたいことは山ほどありましたが、ひとまず今はお互いに様子を見ることにしました。
初めてできた部下をかわいがりたい気持ちはわかりますが、「男として何とかしてあげたい」という考え方は完全にお門違いです。部下に頼られたいのなら、上司として「仕事の範囲」だけで十分なはず。それなのに、レイ子さんと連絡を取る理由を正当化したりして・・・雅美さんもゆかさんも、注意深く見守る必要がありそうですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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まさひで…お前にしか相談できない、なんてことがあるはずないんだよ。
気づけ!!
会社に仕事しに行くのではなくて、再婚相手を探しに来てるタイプかぁ。こういうのは、結婚したとたんに、テレビの前のトドと化すぞ。騙されないようにね。