「勝手に入って来るなよ」知らない男が我が家でくつろいでいた。

兄がきみこの様子を見に行った時、何があったのかというと・・・遡ること数時間前。兄が家のチャイムを鳴らしても出てこないきみこ。「あれ?姫出かけてるのかな?」兄は自分で鍵を開けて自宅に入りました。

鍵を開けるとテレビがつけっぱなしなことに気付く兄。そしてリビングのドアを開けると知らない男性が振り向きもせず「おかえり~」と言ってテレビを楽しんでいました。

我が家でくつろぐ知らない男性に固まる兄。完全にリラックスしている男性はまだこちらを振り向かず、続けて「腹減った。今日のメシ何ー?」としゃべりはじめます。

兄は勇気を出して「あの・・・どなたですか?」と男性に声をかけました。突然の男性の声に驚いた謎の男は「うわ!!お前こそ誰だよ!?」と勢いよく振り返りました。

「てか、勝手に家に入ってくんなよ!!こっちくんな」と後退りする男性に兄は「いや、ここ俺の家ですけど?」と答えました。兄の言葉を聞いた男性は「は?何言ってんの?」と言いました。

その時、リビングのドアが開き「ただいま~あっくん。今からご飯作るねー!」とルンルンなきみこが登場したのでした。
きみこさんが親しそうに呼ぶ「あっくん」が、ただの友達なら良いのですが・・・自宅で知らない人がくつろいでたら驚きますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi