[18]兄嫁が嫌い|「離婚することにする」妻を溺愛していた兄が突然の離婚宣言。

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前回のお話

スズさんの兄タカシさんの結婚相手はタカシさんの13歳年下キラキラ女子きみこさん。長女妃ちゃんを出産してからも、きみこさんは娘のお世話を夫に任せきりで友達と海外旅行に出かけたり、高級車を買わないと離婚とワガママ放題。それでも妻を溺愛する兄のタカシさんは娘の妃ちゃんのお世話をしながら、きみこさんに毎日、妃ちゃんの様子を送っていました。ところがある日、タカシさんが深刻そうにスマホを見ているところを発見したスズさん。どうしたのか聞いてみると、「いやさ、最近、姫に妃の話をしても反応がないんだ。近いうちに家に行って姫の様子みてくる。」とタカシさんは心配そうに話しました。スズさんは兄からそう言われてSNSを確認してみると、あれほどたくさんしていた妃ちゃんの投稿が一切なくなっていました。数日後、タカシさんはきみこさんの様子を見に朝から出かけて行ったのですが・・・

1話目から読む

義姉の様子を見に行った兄から衝撃の報告

兄が義姉のきみこの様子を見に行き数時間後、玄関のドアが開く音が聞こえてきてきました。母もドアが開く音に気付いたようで「あ、お兄ちゃん帰って来たんじゃない?思ったより早かったわね~」と私に伝えました。

拭き終わった洗い物を置き、「お兄ちゃんおかえり~」と声をかけましたが無言の兄。何も言わずに自分の部屋へ直行してしまいました。いつもの兄と様子が違うと気づき、私は違和感を感じました。

そして、そのまま部屋に閉じこもってしまった兄。私は母に「えっどうしたんだろ・・・」と言うと母は「きみこさん会いに行ったのよね・・・?」と不思議がっていました。

数時間後、兄が部屋から出て来ましたが、その姿はまるで亡霊のよう。ただならぬ兄の様子に私が「あ、お兄ちゃん・・・」と呟くと

兄が突然「俺、姫と離婚することにする。」とキッパリと言ったのです。まさか、きみこ溺愛の兄からそんな言葉がでてくるとは思わず固まってしまう私と母。

「えっ!!」と思わず声が出てしまい、驚きを隠せない母と私でした。

姫がいないとダメだとあれほど熱弁していたタカシさんがまさかの離婚宣言。様子を見に行った時に相当な出来事があったようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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