[16]兄嫁が嫌い|「一緒にこの家住んだら?」母親の提案を伝えるも「それなら離婚!」と嫁が突きつける

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前回のお話

スズさんの15歳年上の兄タカシさんの結婚会相手は13歳年下キラキラ女子きみこさん。お母さんからの提案でタカシさんと妃ちゃんは実家で暮らすことになり、きみこさんとの別居生活が始まって1年が経った頃、きみこさんから車が欲しいと要望が。ファミリーカーを提案するも、「私が欲しい車じゃないと離婚する!」と怒鳴られ、すごすごとタカシさんに「自分の欲しい車じゃないと離婚なの?もう離婚すれば?」とスズさんが言うと、「それは絶対無理!姫がいなくなったら俺は生きてけない!」と大きな声で言い、その後、タカシさんはきみこさんの望む車を購入したのでした。

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「妃は母の顔を覚えていないのかも」育児を放棄した母の存在

きみこに高級車が欲しいと言われ、悩んでいた兄。ファミリーカーを提案すると、「私が欲しい車じゃないと離婚する!」と言われ落ち込む兄に「もう離婚すれば?」と言うと、「姫がいなくなったら俺は生きてけない!」と大きな声で言い出し、「妃はどうするの?」という言葉には気まずそうに部屋へ。その後、きみこのSNSを見てみると、兄が最終的にきみこが望む車を購入したと知り呻く私。

そしてある日。
「母さん、あのさ・・ほんと~に申し訳ないんだけど、生活費ボーナスまで待ってくれないかな・・」兄の言葉を聞いて、「あらあら・・やっぱり車買ったから?」そう聞かれて「う・・うん」と恥ずかしそうに答える兄。

すると、「ねぇ、お兄ちゃん。妃ちゃんのこともあるし、きみこさんも一緒にこの家住んだら?家賃も浮くし、ここにいれば妃ちゃんも面倒見てあげられるし・・お母さんの提案に、「え・・?」と驚く兄に、

「妃ちゃんの将来も考えないと・・」そう言った後、「きみこさんにも相談してみて?」と言い、兄は、「うん・・わかった」と返事をしました。

そして、またまたきみこさんのSNSを見ていると、「『夫の実家で暮らさないか』って言われた~!ムリムリ。もう嫌すぎて『そんなんだったら離婚!』って言ったよーひどいよね。 #夫同居無理すぎ」」と書かれたSNSを見た私。

結局、買った車は使わせてもらえない兄・・その後、きみこもあまりうちには来なくなったのでした。

もしかしたら妃は、母の顔を覚えていないかもしれません。
妃ちゃんのすやすや眠る横顔を眺めながら、心の中で呟きました。

きみこさんが欲しがる車を購入したために、生活費もままならなくなってしまったタカシさん。お母さんが気遣いから、「きみこさんも一緒にこの家住んだら?」と言うも戸惑うタカシさんに、「妃ちゃんの将来も考えないと・・」と、お母さんの言葉を聞いて「わかった」と頷くタカシさん。良かれと思ってした提案も、「そんなんだったら離婚!」と言いたい放題のきみこさん。一体何をするのが正解だったのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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