義姉を追い出すためにずっと裏で糸を引いていた

玲美さんが再び姿を消し、太一も勇也さんも義両親も連絡が取れない中、私だけはSNSから彼女の動向を把握していました。でも、このことは誰にも言いません。玲美さんがこのまま推し活に夢中でいてくれた方が、私にとっては都合がいいのです。
それに、これから生まれてくる子のためにも厄介な義姉はいない方がいい。そう思った私は、少しだけ麗美さんの味方になってあげました。話は、玲美さんがれお君に私のお腹を叩かせたことを謝りに来たときにさかのぼります。

「実は私も『推し活』ってちょっとわかるんです、心のオアシスですよね」と理解者のふりをすると、玲美さんは「え、そうなの?なんだ言ってよ~」と面白いくらい簡単に話に乗ってきました。私はうんうんと頷きながら、「子どもを産むと、女性は趣味も難しくなりますよね」と寄り添うように話します。

すると玲美さんは切なそうな表情をして「美希ちゃん話わかるね、みんなして私を責めるんだもん、れおはかわいいけど毎日2人っきりだとつらくて・・・シュン君だけなの、わかってくれるの」と本音を打ち明けてきました。私は「素敵な推しですね」と笑いかけます。

私を理解者だと信じ込んだ玲美さんは、義父からスマホを取り上げられると、まんまと私に泣きついてきました。私が彼女に、昔使っていた古いスマホを手渡すと、玲美さんはそれをバレないようにこっそり隠し持って、パート先でフリーWi-Fiに繋いでシュン君を推し続けました。彼女が休まずパートに出ていたのは、真面目に返済する気があったわけではなく、推し活を続けるためだったのです。

それだけでなく、パートのお給料が出て、玲美さんに「家を出たい」と相談を受けた時も、少しだけお金を貸しました。返ってこないことは百も承知。家を出た玲美さんが義実家に帰ってこないなら構いませんでした。私の目的は『玲美さんを義実家から追い出すこと』ただそれだけ。
玲美さんが再び義実家を出られたのには、美希さんの協力があったからこそだったんですね。度重なる迷惑を受けながらも、嫁という立場上、表立って義実家から玲美さんを排除することはできません。だからこそ、美希さんは裏で着々と糸を引いていたのです。これまでどれだけ理不尽なことがあっても、感情をあらわにせずやり過ごせていたのは、この計画があったからなんですね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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なるほどねー。でもすぐ困って実家に泣きついて来るんじゃない義姉。その時に下手な事言われたら困るの主人公じゃないのかな
もう 玲美さんが帰って来れないように
皆が引っ越しするに限るよなぁ〜
皆さんの言う通り お金尽きたら
絶対に帰ってくるから
その場所をなくさない限り
ムダに手助け不要な気がしてならん!!