義姉がいないほうがみんな幸せになれる

嫁という立場である以上、どれだけ玲美さんが憎らしくても、表立って義実家から排除することはできません。だから私は、裏で着々と糸を引いていました。これまでどれだけ理不尽なことがあっても、感情をあらわにせずやり過ごせていたのは、この計画があったからなのです。
ずっと玲美さんのことが大嫌いでした。初めて会ったときから嫌味ばかり。義両親も太一もあんなにいい人なのに、どうして玲美さんだけこんなに性格が悪いのか、不思議でたまりませんでした。顔合わせの席でのデリカシーのない一言も、結婚式をバカにされたことだって許していません。

それから妊娠して、お腹の子が女の子だってわかったとき、性格の悪い玲美さんのことだから、この子のことも絶対にいじめてくるだろうと思いました。そう思ったら許せなかった。この子が生まれてくる前に、彼女には義実家からいなくなってほしかったのです。

推し活にハマっていると知ったとき、玲美さんを義実家から追い出すチャンスだと思いました。正直、こんなにうまくいくとは思いませんでしたが・・・。玲美さんは、私の想像以上の立ち回りをしてくれて、勇也さんだけでなく義両親からの信頼まで見事になくしてくれました。

私は静かにスマホを取り出し、玲美さんのSNSアカウントをじっと見つめます。画面には「今日もシュン君にお布施!これが私のしあわせ」というつぶやきが。私は玲美さんに義実家からいなくなってほしかった、一方の玲美さんは誰にも干渉されずシュン君を気の済むまで推したかった。私たちは利害が一致した、ただそれだけ。

玲美さん、今日も元気に推し活を楽しんでいますか?私たちはこれから幸せに暮らすから、どうか私たちの目に触れないところで、これからもシュン君を推し続けてくださいね。あなたがいないほうが、私も太一も、そして義家族も幸せに過ごせるから。
ずっと玲美さんのことが嫌いだった美希さん。初めて会ったときから、彼女を追い出すタイミングを今か今かと狙っていたんですね。玲美さんに義実家からいなくなってほしかった美希さんと、誰にも干渉されずシュン君を推したかった玲美さん。確かに利害は一致しますが、玲美さんが推し活をやめたとき、彼女に帰ってくる家はあるのでしょうか。そしてその時、美希さんは一体どう出るのでしょうか。・・・皆さんのご想像にお任せします。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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引っ越してないならお金無くなったら、とりあえず帰ってきて喚いて居座るんじゃないの?
お金はどうしてるんだ?
少し渡したくらいじゃあんなに推し活できないよね?
スマホ代金は?
おぉーーーすごいね!!
策士だなぁ!!
でも、親と弟じゃ暴走を止められないんだもん。自分と子どもを守るために良い手だと思うわ。感心しちゃう。
でも、資金なくなって戻ってきた時の手や義両親が倒れた時とか亡くなった時の手を考えなきゃね!
あーいうゴキブリは湧いてくるからさ。